名護の安全と気候
2026年9月3日 時点の情報です
CHAPTER 05その土地は、安全か
名護市のハザードマップは2種類あります。「名護市WEB版ハザードマップ」(令和3年3月作成・日本語版と英語版)と、「名護市行政区版ハザードマップ」(令和4年3月作成)。行政区版があるのが名護の特徴——市は55の行政区に分かれており(§2)、その単位で図が用意されています。市は別に「土砂災害警戒区域」と「不発弾について」のページも持っています。
国の地震対策区域に入っているか
国は、大きな地震ごとに「対策を進める地域」を法律で指定しています。指定されているかどうかは、その市町村で想定されている揺れと津波の大きさを国がどう見ているかを、そのまま表しています。
| 南海トラフ地震防災対策推進地域 | 指定あり |
|---|---|
| 首都直下地震緊急対策区域 | 対象外(沖縄県全体が制度の対象外) |
| 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域 | 対象外(沖縄県全体が制度の対象外) |
| 30年間に震度6弱以上の揺れ | 30.2%(震度6強以上は8.8%) 名護市役所の地点。表層地盤はAVS30 260m/s・砂州・砂礫州 |
J-SHISで番地を見る → 指定の有無は内閣府の指定市町村一覧(南海トラフ地震防災対策推進地域/首都直下地震緊急対策区域/日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域)/確率と表層地盤は防災科学技術研究所 J-SHIS 地震ハザード情報提供API(2024年版・平均ケース・全ての地震)を市役所の座標で照会した値/確認日 2026-09-03
CHAPTER 06夏と冬は、どうなるのか
冬日も真冬日も年0.0日、猛暑日も年0.1日。気温が0℃を下回る日も、35℃を超える日も、平年ではほとんどありません。そのかわり熱帯夜が年96.0日——東京の17.8日の5.4倍。8月の平均最低は26.4℃、1月でも平均最低13.7℃。年平均気温22.8℃、年降水量2,120.7ミリ(東京1,598.2ミリの1.33倍)。県庁所在地の那覇は熱帯夜107.3日で、名護はそれより11.3日少ない。
| 項目 | 名護 | 那覇 | 東京 |
|---|---|---|---|
| 冬日 最低が0℃未満 | 年0.0日 | 年0.0日 | 年15.2日 |
| 猛暑日 最高が35℃以上 | 年0.1日 | 年0.2日 | 年4.8日 |
| 熱帯夜 最低が25℃以上 | 年96.0日 | 年107.3日 | 年17.8日 |
| 1月の平均最高/最低 | 19.4℃/13.7℃ | 19.8℃/14.9℃ | 9.8℃/1.2℃ |
| 8月の平均最高/最低 | 31.9℃/26.4℃ | 31.8℃/26.8℃ | 31.3℃/23.5℃ |
| 真夏日/夏日 | 99.4日/207.2日 | 102.5日/213.3日 | 52.1日/118.5日 |
| 年降水量 | 2,120.7ミリ | 2,161.0ミリ | 1,598.2ミリ |
| 年平均気温 | 22.8℃ | 23.3℃ | 15.8℃ |
いっぽう、昼はそこまで上がりません。猛暑日は年0.1日。東京の4.8日、高知県江川崎の13.0日と比べると、日中の暑さの質がまったく違う。海に囲まれているぶん、極端に上がらない。
そして冬がありません。冬日も真冬日も年0.0日。1月の平均最低が13.7℃。暖房費も、凍結対策も、雪の置き場も要らない。本土の寒い土地から移る人にとって、これは家計そのものが変わる差です。
雨は多い。年2,120.7ミリは東京の1.33倍。台風も毎年来ます(§5)。家を選ぶとき、雨戸とシャッターの有無を見てください。
冬はどうですか?
🔴 冬がありません。冬日(最低が0℃未満)も真冬日も年0.0日。1月の平均最高は19.4℃、平均最低は13.7℃——いちばん寒い月の平均気温16.5℃は、東京の11月(12.5℃)より暖かい。暖房も、雪かきも、水道管の凍結対策も要りません。
夏は暑いですか?
🔴 昼は35℃まで上がりませんが、夜が下がりません。猛暑日は年0.1日(東京4.8日)。8月の平均最高は31.9℃。🔴 ところが熱帯夜は年96.0日で、東京の17.8日の5.4倍。8月の平均最低は26.4℃。寝室の冷房は必須で、電気代を先に見積もってください。
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