CHAPTER 05その土地は、安全か
秦野で見るべきは、土砂と川の2つです。市は地区別のハザードマップを作っていて、そこに「土砂災害(特別)警戒区域」「洪水浸水想定区域」「内水浸水想定区域」と、さらに「家屋の倒壊・流出をもたらすような堤防決壊に伴う激しい氾濫流や河岸浸食が発生することが想定される『家屋倒壊等氾濫想定区域』」を載せています(改訂 令和7年1月)。想定は「想定される最大規模の降雨」で、金目川水系は1日あたり総雨量396ミリ・ピーク時は1時間あたり107ミリの降雨が135分間継続、四十八瀬川(酒匂川水系)は1日あたり339ミリ・1時間あたり142ミリが70分間継続という条件です。
国の地震対策区域に入っているか
国は、大きな地震ごとに「対策を進める地域」を法律で指定しています。指定されているかどうかは、その市町村で想定されている揺れと津波の大きさを国がどう見ているかを、そのまま表しています。
| 南海トラフ地震防災対策推進地域 | 指定あり |
| 首都直下地震緊急対策区域 | 指定あり |
| 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域 | 対象外(神奈川県全体が制度の対象外) |
| 30年間に震度6弱以上の揺れ | 37.4%(震度6強以上は7.1%) 秦野市役所の地点。表層地盤はAVS30 346m/s・扇状地 |
地区ごとにPDFが分かれています。自分の地区のものを見てください市のハザードマップは本町/南/東/北/大根・鶴巻/西・上の6地区に分かれ、それぞれ「防災」と「ハザード」の2枚があります。「防災」には広域避難場所(小・中学校等)と地震被害想定、「ハザード」には土砂災害警戒区域と洪水・内水の浸水想定が載ります。
市は「事前に風水害時の避難場所や自宅周辺の危険箇所を確認し、また、自分の避難行動を予め想定し、災害時にも慌てないようにしましょう」と書いています。秦野市総合防災情報システムでも同じ区域を地図で確かめられます。
秦野市 地区別防災ハザードマップ →
対象になっている川は6本+1本です洪水浸水想定区域の対象河川は、金目川水系=金目川・大根川・善波川・室川・水無川・葛葉川(平成30年1月26日指定)と、酒匂川水系=四十八瀬川(平成30年7月27日指定)。市内を流れる川のほとんどが対象です。
§1のとおり、これらの川は丹沢山塊の稜線の合間から発して盆地に集まります。山に降った雨が、短い距離を一気に下ってくる地形です。川の近くを検討するときは、必ず地区のハザードマップを見てください。
地下水の有機フッ素化合物について、市は結果を公開しています市は「有機フッ素化合物(PFOS、PFOA)に係る地下水調査の結果」というページを持ち、数字を表で出しています。神奈川県が令和4年10月に実施した地下水調査で、秦野市末広町の1地点が指針値50ナノグラム毎リットルを超過し、市も周辺4地点を調査。令和5年度以降は、超過した2地点(入船町・末広町)で市と県がそれぞれ継続調査をしています(令和8年6月22日の末広町は83、令和8年5月25日の入船町は24)。
これは「個人の井戸」の話です。市は「指針値を超過した井戸では、井戸水の飲用は控えてください。指針値を超えた場合でも、生活用水(庭の散水、洗濯等)として使用することについて、問題はありません」と書いています。そして市民が使う水汲み場13地点は、令和6年度から調査していて、全調査地点で指針値を超過する地点はありませんでした。
地震は、盆地の底と斜面で条件が違います右上の枠は、防災科学技術研究所の地震ハザードステーションから機械で引いた数字です。§1のとおり秦野は三方を丹沢に囲まれた盆地で、盆地の底(大根・鶴巻の標高21メートル台)と山際の斜面(東地区の320メートル)では、揺れ方も土砂の危険も違います。
市は木造住宅の耐震診断・補強設計・耐震改修工事を支援する制度と、分譲マンションの耐震診断・耐震改修計画・耐震改修工事を支援する制度を持っています。§4のとおり旧耐震は105件中9件ですが、その9件を買うなら、この制度を先に調べてください。
出典:ハザードマップは秦野市「秦野市地区別防災ハザードマップ」(2026年2月24日更新・改訂年月 令和7年1月/市内を6地区(本町・南・東・北・大根鶴巻・西上)に分けて作成/「土砂災害(特別)警戒区域」「洪水浸水想定区域」「内水浸水想定区域」「家屋倒壊等氾濫想定区域」/金目川水系洪水浸水想定区域(平成30年1月26日指定)=対象河川 金目川・大根川・善波川・室川・水無川・葛葉川、総雨量1日あたり396mm、ピーク時の降雨135分間の総雨量240mm(1時間あたり107mmの降雨が135分間継続)/酒匂川水系洪水浸水想定区域(平成30年7月27日指定)=対象河川 四十八瀬川、総雨量1日あたり339mm、ピーク時の降雨70分間の総雨量165mm(1時間あたり142mmの降雨が70分間継続))/有機フッ素化合物は同「有機フッ素化合物(PFOS、PFOA)に係る地下水調査の結果」(2026年7月30日更新/神奈川県が令和4年10月に実施した地下水調査で秦野市末広町の1地点が指針値50ng/Lを超過/市も周辺4地点を令和4年11月16日に調査/令和5年度以降は超過した2地点(入船町・末広町)で市と県が継続調査/継続調査結果は表のとおり(末広町 令和8年6月22日 83/入船町 令和8年5月25日 24。単位はng/L、PFOS及びPFOAの合算値)/「指針値を超過した井戸では、井戸水の飲用は控えてください。指針値を超えた場合でも、生活用水(庭の散水、洗濯等)として使用することについて、問題はありません」/水汲み場13地点を令和6年度から調査し「結果全調査地点において指針値を超過する地点はありませんでした」)/耐震化の支援は同「木造住宅の耐震診断・補強設計・耐震改修工事を支援」と同「分譲マンションの耐震診断・耐震改修計画・耐震改修工事を支援」/確認日 2026-08-22
秦野市に空き家バンクはありますか?
あります。アットホーム空き家バンクの秦野市の自治体サイトで、2026年8月22日時点の掲載は34件(売戸建31件・売土地3件)。本サイトはこの34件も1件ずつ取り込んで§4に並べています。🔴 市の住宅取得補助「はだのOMOTANライフ応援事業」には「空家バンク加算」(10万円)があり、空き家バンクの登録物件を買うと補助が上乗せされます。市は木造住宅の耐震診断・補強設計・耐震改修工事を支援する制度も持っています。
CHAPTER 06夏と冬は、どうなるのか
秦野市内には、気象庁の観測点がありません。いちばん近くて気温まで観測しているのは、東へ約17キロメートルの海老名です。以下の数字はその平年値(1991〜2020年)——年平均気温15.6℃、年降水量1,760.9ミリ、冬日46.4日・真冬日0.0日・熱帯夜9.8日・猛暑日5.9日。市自身は秦野の気候をこう説明しています——「秦野市の気候は太平洋岸気候に属し、海洋気象の影響を受け降霜・降雪が少なく、冬期は西北西、夏期は南方の風が多いが、風速は弱く比較的温暖です」。
「盆地」なので、海沿いより冷えます参考の海老名で冬日(最低0℃未満)は年46.4日。東京(15.2日)よりずっと多く、つくば(80.3日)よりは少ない——関東の内陸としては中くらいです。真冬日(最高0℃未満)は年0.0日で、昼は必ずプラスになります。1月の日最高10.6℃・日最低−0.6℃。
市は「降霜・降雪が少なく」と書いていますが、霜が降りないという意味ではありません。§1のとおり三方を山に囲まれた盆地で、冬の朝は放射冷却が効きます。庭に霜柱が立つ朝があると思っておいてください。
夏は、東京より夜が涼しいほうです参考の海老名で熱帯夜は年9.8日——東京(17.8日)の半分ほど。真夏日56.3日・猛暑日5.9日で、8月の日最高31.6℃・日最低23.2℃。
秦野はここより標高が高い場所が多いので(§2のとおり中央108.5メートル、西・上は193メートル)、実際にはこれより涼しいことが多いはずです。ただし本サイトはその差を測る資料を持っていないので、数字は海老名のものとして読んでください。
雨は多め。丹沢に当たる雨です参考の海老名で年降水量1,760.9ミリ——東京1,598.2ミリ、つくば1,326.0ミリより多い。月別では9月254.2ミリ・10月240.9ミリ・7月191.2ミリの順。秦野市内の平塚寄りの観測点(平塚)でも年1,538.3ミリで、9月215.5ミリ・10月196.8ミリと同じ形です。
この雨が、§5の川と土砂の話につながり、同時に§8の「安い水道」と§13の「名水」につながっています。丹沢に降った雨が地下にたまるからこそ、秦野の水はおいしくて安いのです。
出典:秦野市内に気象庁の観測点が無いため、いちばん近くて気温まで観測している気象庁「海老名の平年値(1991〜2020年)」を使いました(年平均気温15.6℃・日最高20.7℃・日最低11.1℃/年降水量1,760.9mm(月別=1月67.3・2月67.0・3月143.9・4月152.9・5月156.9・6月178.2・7月191.2・8月159.7・9月254.2・10月240.9・11月103.2・12月67.2mm)/冬日46.4日・真冬日0.0日・夏日123.2日・真夏日56.3日・猛暑日5.9日・熱帯夜9.8日/1月の日最高10.6℃・日最低−0.6℃/8月の日最高31.6℃・日最低23.2℃)。海老名の観測点は秦野市役所から東へ約17km/降水量の参考として同「平塚」(年降水量1,538.3mm・9月215.5mm・10月196.8mm)/東京・つくばの値は本サイトの各ページと同じ資料/市の気候の説明は秦野市「気候・地形・水系」(「秦野市の気候は太平洋岸気候に属し、海洋気象の影響を受け降霜・降雪が少なく、冬期は西北西、夏期は南方の風が多いが、風速は弱く比較的温暖です」)/確認日 2026-08-22
秦野は、災害の心配はありませんか?
🔴 秦野で見るべきは、土砂と川の2つです。市は本町/南/東/北/大根・鶴巻/西・上の6地区ごとにハザードマップを作り、「土砂災害(特別)警戒区域」「洪水浸水想定区域」「内水浸水想定区域」と「家屋倒壊等氾濫想定区域」を載せています(改訂 令和7年1月)。想定は「想定される最大規模の降雨」で、金目川水系(金目川・大根川・善波川・室川・水無川・葛葉川)は1日あたり総雨量396ミリ・ピーク時は1時間あたり107ミリが135分間継続、四十八瀬川は1日あたり339ミリ・1時間あたり142ミリが70分間継続という条件です。🔴 市内を流れる川のほとんどが対象なので、地区のハザードマップを必ずご覧ください。
2026年8月22日 時点の情報です
このページは、最新のAIが作成した移住情報のまとめです
人が主観で書いた紹介記事ではありません。自治体・国の統計・気象庁・鉄道会社・不動産ポータルなど、インターネット上に公開されている公式の情報をAIが集め、移住を考える人が読みやすく、そのまま判断に使える形に組み直したものです。数値には出典のリンクと確認日を付けていますので、気になったところは元の資料でお確かめください。制度や価格は変わります。契約の前には、必ずご自身で最新の情報をご確認ください。
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