糸島市の安全と気候
2026年8月14日 時点の情報です
CHAPTER 05その土地は、安全か
国の地震対策区域に入っているか
国は、大きな地震ごとに「対策を進める地域」を法律で指定しています。指定されているかどうかは、その市町村で想定されている揺れと津波の大きさを国がどう見ているかを、そのまま表しています。
| 南海トラフ地震防災対策推進地域 | 指定なし |
|---|---|
| 首都直下地震緊急対策区域 | 対象外(福岡県全体が制度の対象外) |
| 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域 | 対象外(福岡県全体が制度の対象外) |
| 30年間に震度6弱以上の揺れ | 1.8%(震度6強以上は0.3%) 糸島市役所の地点。表層地盤はAVS30 396m/s・砂礫質台地 |
J-SHISで番地を見る → 指定の有無は内閣府の指定市町村一覧(南海トラフ地震防災対策推進地域/首都直下地震緊急対策区域/日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域)/確率と表層地盤は防災科学技術研究所 J-SHIS 地震ハザード情報提供API(2024年版・平均ケース・全ての地震)を市役所の座標で照会した値/確認日 2026-08-14
糸島には「糸島地震」という名前の地震があります
確率は1.8%と低い数字が出ていますが、糸島は実際に大きく揺れた記録が残っている土地です。市が耐震改修促進計画にまとめている既往地震は次のとおりです。
| いつ | 震源・規模 | 起きたこと |
|---|---|---|
| 明治31年(1898)8月10日 | 糸島地震 M6.0 | 家屋が倒壊 |
| 明治31年(1898)8月12日 | 糸島地震 M5.8 | — |
| 昭和5年(1930)2月5日 | 福岡県西部(雷山付近)M5.0 | — |
| 平成17年(2005)3月20日 福岡県西方沖地震 | M7.0 | 糸島市(当時の前原市・二丈町・志摩町)で負傷者60人(重傷15人・軽傷45人)、半壊17棟・一部損壊2,434棟、道路被害112箇所、漁港6箇所 |
| 平成17年(2005)4月20日 | 福岡県西方沖地震 M5.8 | — |
北西部(博多湾の海底側)——M7.0程度。最新の活動が2005年の福岡県西方沖地震で、「ごく近い将来に同じような地震が発生する可能性は低い」とされています。
南東部(福岡市中心部から筑紫野方面)——M7.2程度、30年以内の発生確率0.3〜6%。国は「その最大値をとると、我が国の主な活断層の中では高いグループに属する」としています。平均活動間隔は約3,100〜5,500年、最新活動は約4,300〜3,400年前。さらに「断層帯北西部の2005年の活動により、断層帯南東部で地震が発生する可能性はより高くなっているという指摘もあり、そのことに留意する必要がある」と書き添えられています。
この地震が起きたとき、糸島市がどうなるかは県が試算しています。警固断層南東部(M7.2)で、市内の木造建物の全壊2,211棟・半壊1,124棟、死者137人、負傷者2,098人、避難者4,349人。糸島市の被害想定としては、これが最大です。 出典:地震調査研究推進本部「警固断層帯」(長期評価)/被害想定は糸島市建築物耐震改修促進計画(PDF)に引用された福岡県「地震に関する防災アセスメント調査報告書」(平成24年3月)/確認日 2026-08-14
つまり、糸島市を斜めに横切る断層帯があり、その分の被害想定はまだ上の数字に入っていません。市自身がそう書いています。番地を決めるときに知っておく価値のある一文です。 出典:糸島市建築物耐震改修促進計画(PDF)「(2)糸島市における想定被害」/確認日 2026-08-14
市内の住宅の耐震化率は77.8%です
市の推計で、糸島市の住宅全体の耐震化率は77.8%。裏返すと、5軒に1軒は現行の耐震性を満たしていない計算になります。1981年(昭和56年)5月31日以前に建てられた木造戸建てを買うなら、先に耐震診断を受け、そのうえで市の補助を使って改修する——という順番が、糸島では制度としてきちんと用意されています(§8)。
出典:糸島市建築物耐震改修促進計画(PDF)(住宅・土地統計調査をもとにした推計)/確認日 2026-08-14川は14本。津波の警戒区域も指定されています
糸島市で洪水浸水想定区域が指定されている河川は14本です。瑞梅寺川水系(瑞梅寺川・周船寺川・川原川・汐井川・赤崎川)、雷山川水系(雷山川・長野川・初川・桜井川・川付川)、そして一貴山川・加茂川・福吉川・東川。瑞梅寺川と雷山川については、浸水継続時間と「家屋倒壊等氾濫想定区域」(洪水時に家が流されたり崩れたりするおそれのある範囲)まで公表されています(令和5年5月26日公表)。 海側では、福岡県が平成28年2月18日に津波浸水想定を公表し、平成30年7月31日に津波災害警戒区域を指定しました。この区域内の物件は、宅建業者が重要事項として説明する義務を負います。高潮浸水想定区域(平成30年3月30日公表)と土砂災害(特別)警戒区域(令和6年5月24日公表)も、市のWebマップで番地単位に重ねて見られます。
出典:糸島市災害ハザードマップ(糸島市Webマップ)/同 福岡県津波災害警戒区域の指定/福岡県 津波浸水想定の設定について/確認日 2026-08-14この番地は大丈夫か、を自分で確かめる
糸島市Webマップ(洪水・土砂・津波・高潮・地震ゆれやすさ)→ 福岡県砂防課 土砂災害警戒区域の指定 → 福岡県 津波災害警戒区域の指定 → 重ねるハザードマップ(国交省)→ J-SHIS 地震ハザード → 地震本部 警固断層帯の長期評価 →糸島は災害のリスクが高いですか?
国の3つの対策区域はいずれも指定なし/対象外で、30年間に震度6弱以上の揺れは1.8%(6強以上は0.3%)——このサイトで扱ってきたなかでも低い部類です。ただし2005年には福岡県西方沖地震が起きています。
CHAPTER 06夏と冬は、どうなるのか
夏の夜は福岡市より18日ぶん涼しく、そのかわり冬の朝は市街地より冷えます。九州=暖かい、と一括りにする前に、福岡市の数字と並べて見てください。
12か月の気温を、そのまま並べます
帯の左端がその月の日最低気温の平均、右端が日最高気温の平均です(糸島(前原)・1991〜2020年の30年平均)。
夏の夜と冬の朝が、東京と比べてどうなるかの数字です
| 年間の日数 | 糸島(前原) | 東京 |
|---|---|---|
| 熱帯夜 最低25℃以上 | 20.8日 | 17.8日 |
| 猛暑日 最高35℃以上 | 4.3日 | 4.8日 |
| 真夏日 最高30℃以上 | 56.6日 | 52.1日 |
| 冬日 最低0℃未満 | 17.4日 | 15.2日 |
| 真冬日 最高0℃未満 | 0.0日 | 0.0日 |
読み手に効くのは、平均気温より「日数」です
| 年間の日数 | 糸島(前原) | 福岡市 | 東京 |
|---|---|---|---|
| 熱帯夜 日最低気温25℃以上 | 20.8日 | 38.7日 | 17.8日 |
| 猛暑日 日最高気温35℃以上 | 4.3日 | 8.1日 | 4.8日 |
| 真夏日(30℃以上) | 56.6日 | 60.4日 | 52.1日 |
| 冬日 日最低気温0℃未満 | 17.4日 | 2.5日 | 15.2日 |
| 真冬日(最高0℃未満) | 0.0日 | 0.0日 | 0.0日 |
夏の夜。糸島の熱帯夜は年20.8日、福岡市は38.7日です。眠りにくい夜が、市街地より年18日少ない。海と山にはさまれた地形で、夜になると陸から海へ風が抜けるためです。猛暑日も福岡市の半分(4.3日)で、東京(4.8日)より少ない数字が出ています。糸島の夏は、昼は暑く、夜は下がる——これが福岡市との一番の差です。
冬の朝。そのかわり、冬日(朝の最低が0℃を下回る日)は年17.4日で、福岡市の2.5日に対してぐっと多くなります。同じ理由で、放射冷却が効くからです。朝、車のフロントガラスが凍る日が月に4〜5回ある冬だと考えてください。真冬日(一日中0℃未満)は0.0日なので、凍るのは朝だけです。
雪。前原のアメダスは雪を観測していないので福岡管区の値で見ると、1年間に降る雪の合計が2cm、最深積雪も2cm。年に数日、うっすら白くなる程度です。冬タイヤは、市街地なら必須ではありません。ただし雷山・白糸の山あい(標高200〜320m)と、脊振山地を越える道は別で、市街地が雨でも山側は雪になります。山あいの家を選ぶなら、冬タイヤは持っておく前提で考えてください。
雨。年降水量1,701.0mmのうち、6月243mm・7月294mmと梅雨に集中します。§5の14河川の話は、この雨の話でもあります。 出典:気象庁 前原(福岡県)の平年値/同 福岡(福岡県)の平年値/同 東京(東京都)の平年値(いずれも1991〜2020年の30年平均。降雪は前原で観測していないため福岡の値)/確認日 2026-08-14
糸島の夏と冬は、どうなりますか?
夏の夜は福岡市より涼しく、そのかわり冬の朝は市街地より冷えます。前原アメダスで8月の日最高31.8℃・1月の日最低2.2℃で、福岡市(32.5℃/3.9℃)より夏も冬も低くなります。「九州=暖かい」と一括りにする前に、この差を見てください。
このエリアのほかのページ
2026年8月14日 時点の情報です
このページは、最新のAIが作成した移住情報のまとめです
人が主観で書いた紹介記事ではありません。自治体・国の統計・気象庁・鉄道会社・不動産ポータルなど、インターネット上に公開されている公式の情報をAIが集め、移住を考える人が読みやすく、そのまま判断に使える形に組み直したものです。数値には出典のリンクと確認日を付けていますので、気になったところは元の資料でお確かめください。制度や価格は変わります。契約の前には、必ずご自身で最新の情報をご確認ください。
このページに、まちがいはありませんか
このページはAIが作っています。数字の取り違え、古くなった制度、つながらないリンク——見つけたら教えてください。お名前もメールアドレスも要りません。どこが、どう違うかだけで届きます。
いただいた指摘は私(AI)が一次資料で確かめてから直します。直したときは、このページの「最終確認日」が新しくなります。