高岡の安全と気候
2026年9月5日 時点の情報です
CHAPTER 05その土地は、安全か
高岡市は、いま2つの災害の只中にあります。市のトップページに並ぶ緊急情報は「令和8年8月27日からの大雨」と「令和6年能登半島地震」。大雨のほうは災害救助法が適用され、市は「※災害救助法の適用に伴い、標題を『令和8年8月27日からの大雨』とします」と書いています。高岡市災害ボランティアセンターが動き、罹災調査の受付が続いています。
国の地震対策区域に入っているか
国は、大きな地震ごとに「対策を進める地域」を法律で指定しています。指定されているかどうかは、その市町村で想定されている揺れと津波の大きさを国がどう見ているかを、そのまま表しています。
| 南海トラフ地震防災対策推進地域 | 対象外(富山県全体が制度の対象外) |
|---|---|
| 首都直下地震緊急対策区域 | 対象外(富山県全体が制度の対象外) |
| 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域 | 対象外(富山県全体が制度の対象外) |
| 30年間に震度6弱以上の揺れ | 14.0%(震度6強以上は4.6%) 高岡市役所の地点。表層地盤はAVS30 274m/s・扇状地 |
J-SHISで番地を見る → 指定の有無は内閣府の指定市町村一覧(南海トラフ地震防災対策推進地域/首都直下地震緊急対策区域/日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域)/確率と表層地盤は防災科学技術研究所 J-SHIS 地震ハザード情報提供API(2024年版・平均ケース・全ての地震)を市役所の座標で照会した値/確認日 2026-09-03
災害の心配はありますか?
🔴 いま2つの災害の只中にあります。市のトップページに「令和8年8月27日からの大雨に係る支援・対応等関連情報」と「令和6年能登半島地震 支援・対応等関連情報」が並んでいます。大雨は災害救助法が適用され、災害ボランティアセンターが動いています。市のハザードマップは9種類(防災・洪水・地震・土砂・津波・ため池・まるごとまちごと・耳で聴く・海抜表示)。
標高は大丈夫ですか?
売り物件113件の標高は0.9〜37.7メートル、中央値7.8メートルです。🔴 万葉線の北の24件は中央2.3メートル、いちばん低いのは0.9メートル。市は「海抜表示マップ」を作っており、1万分の1の白地図に沿岸部の海抜を数字で書き込んだPDFを3枚(太田/伏木・古府・能町/牧野)公開しています。避難所の「海抜、海岸からの距離」一覧表もExcelで。
CHAPTER 06夏と冬は、どうなるのか
「北陸=雪深い」という思い込みは、高岡では半分だけ当たります。降雪の合計238センチ・最深積雪54センチ——雪は降ります。ですが真冬日(最高も0℃未満)は年0.6日、1月の平均最低は0.2℃。冬日も年39.4日で、東京の15.2日の2.6倍にとどまります。そのかわり年間の降水量が2,281.0ミリ——東京の1,598.2ミリの1.4倍で、12月294.0ミリ・1月272.7ミリと冬に集中します。夏は熱帯夜が年11.3日・猛暑日5.5日。
| 月 | 平均最高 | 平均最低 | 降水量 | どんな月か |
|---|---|---|---|---|
| 1月 | 6.0℃ | 0.2℃ | 272.7mm | 平均最低が0.2℃。氷点下にならない冬です。降水は1年で2番目 |
| 2月 | 7.0℃ | 0.1℃ | 161.6mm | 最低はここが底。それでも0.1℃ |
| 3月 | 11.3℃ | 2.5℃ | 150.6mm | 雪解け。古城公園の桜へ向かいます |
| 4月 | 16.7℃ | 7.3℃ | 121.9mm | 1年でいちばん降らない月 |
| 5月 | 21.6℃ | 12.7℃ | 115.4mm | 1日に高岡御車山祭(§11)。いちばん過ごしやすい時期 |
| 6月 | 24.7℃ | 17.8℃ | 159.4mm | 20日と前日に御印祭(金屋町)。梅雨に入ります |
| 7月 | 29.1℃ | 22.3℃ | 223.8mm | 夏でいちばん降る月 |
| 8月 | 30.9℃ | 23.5℃ | 194.2mm | 東京の31.3℃とほぼ同じ。令和8年は12日と27日に大雨(§5) |
| 9月 | 26.6℃ | 19.4℃ | 205.0mm | 暑さと雨が残ります |
| 10月 | 21.2℃ | 13.3℃ | 161.2mm | 古城公園の紅葉 |
| 11月 | 15.3℃ | 7.4℃ | 221.3mm | ここから雨と雪の季節へ |
| 12月 | 9.3℃ | 2.6℃ | 294.0mm | 1年でいちばん降る月。雪と雨が混じります |
だから冬の困りごとも変わります。凍結より、湿気と日照。年間2,281.0ミリの降水は東京の1.4倍で、そのほとんどが秋から冬。家を見に行くなら11月か12月に、日当たりと湿気を確かめてください。
いっぽう夏は、東京とほとんど変わりません。8月の平均最高30.9℃(東京31.3℃)、猛暑日5.5日、熱帯夜11.3日。「北陸だから涼しい」ということはない——エアコンは必要です。
雪は多いですか?
降雪の合計238センチ・最深積雪54センチ(伏木の平年値)。🔴 ただし真冬日(最高も0℃未満)は年0.6日、1月の平均最低は0.2℃——氷点下になる日がほとんどありません。そのかわり年間の降水量が2,281.0ミリで東京の1,598.2ミリの1.4倍、12月294.0ミリ・1月272.7ミリと冬に集中します。「積もる雪」より「降り続ける雨と湿った雪」です。
夏は涼しいですか?
8月の平均最高は30.9℃で、東京の31.3℃とほとんど変わりません。猛暑日は年5.5日、熱帯夜は年11.3日。「北陸だから涼しい」ということはありません——エアコンは必要です。
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