CHAPTER 07買い物・病院・学校
鶴岡のいちばん強いところは、病院です。市立荘内病院は28診療科・521床(一般511床・人間ドック10床)。救急告示病院(平成8年)・エイズ治療拠点病院(平成12年)・災害拠点病院=地域災害医療センター(平成15年)・臨床研修病院(平成20年)・地域医療支援病院(平成22年)・地域周産期母子医療センター(平成25年)・山形県がん診療連携指定病院・山形DMAT指定病院。建物は免震構造・地上10階建てでヘリポートを備え、受電は二重系統です。
子どもの医療費は18歳まで、自己負担なしです市の子育て支援医療給付制度は、対象が「0歳~18歳到達後の最初の3月31日」、「自己負担額・・・一部負担金なし(保険診療にかかる一部負担金の全額を助成します。)」。所得制限はありません(扶養義務者の課税の有無は確認します)。令和5年7月1日に、中学3年生までから18歳までへ広げました。高校進学で市外へ出た子も、保護者が鶴岡に住んでいれば申請で対象になる場合があります。
学校給食費が無償です市の言葉——「鶴岡市では、令和4年11月から、本市に住所を有し、鶴岡市立の小・中学校に在籍する児童生徒の保護者を対象に、学校給食費を無償化しています」「特別な手続きは不要です」。県立致道館中学校も、鶴岡の給食センターから給食を出しているので同じ扱い。市外の中学校に通う生徒には、自己負担した給食費に相当する額を給付金で出します(上限あり)。参考として市が挙げる令和8年度の給食費は、小学生1食あたり約380円・中学生約455円——年間200食なら小学生で約7万6千円、これが要りません。
小学校26校・中学校11校です市の「小・中学校一覧」に載っているのは、小学校26校(朝暘第一〜第六、斎、黄金、大泉、京田、上郷、豊浦、湯野浜、大山、西郷、藤島、東栄、渡前、羽黒、広瀬、櫛引東・西・南、あさひ、あつみ、鼠ヶ関)と中学校11校(鶴岡第一〜第五、豊浦、藤島、羽黒、櫛引、朝日、温海)。東北でいちばん広い市に、この数の学校が散っています。藤島地域では義務教育学校(小中一貫)の準備が進んでおり、市は「藤島地域義務教育学校の『校名』を募集します」を出しています(2026年9月1日)。
高専と大学が、市内にあります鶴岡工業高等専門学校(創造工学科・専攻科)と山形大学農学部(鶴岡キャンパス)。そして慶應義塾大学先端生命科学研究所——2001年4月に鶴岡タウンキャンパスに置かれた研究所です。人口11万人の市に、高専・国立大学の学部・私立大学の研究所がそろっているのは、そう多くありません(§12)。
買い物の中心は、駅前と、となりの三川町です鶴岡駅前のエスモール(バスターミナルが入っていて、高速バスも空港連絡バスもここが起点)と、となりの三川町にあるイオンモール三川。庄内空港連絡バスは「エスモールバスターミナル → 鶴岡駅前 → 中央工業団地東口 → 鶴岡中央工業団地 → サイエンスパーク → イオンモール三川前 → 庄内空港」と走るので、空港へ行くバスがそのまま買い物の路線にもなっています(イオンモール三川前まで370円)。
休日と夜間の当番医が公開されています市は「休日夜間診療所」のページを持っています。救急は荘内病院(救急告示病院)。
遊び場について、市が方針を作りました「遊びに本気宣言!(鶴岡市こどもの遊び場整備方針)」(令和7年3月)。市はその理由をこう書いています——「東北一広い面積のある本市においては、市街地だけでなく、身近なところに気軽に遊びに行ける遊び場の整備を求める声もあります」。子育て世代からは「天候を気にせず遊べる大型の屋内遊戯施設や公園遊具の整備」を求める声が多いとも。裏を返せば、いまは屋内の大型遊戯施設が足りていないということです。§6のとおり11月・12月はよく降ります。
出典:荘内病院は鶴岡市「鶴岡市立荘内病院」(泉町4番20号・28診療科・521床(一般511床、人間ドック10床)・免震構造・地上10階建・ヘリポート・二重系統受電/救急告示(平成8年)、エイズ治療拠点(平成12年)、災害拠点病院=地域災害医療センター(平成15年)、臨床研修病院(平成20年)、地域医療支援病院(平成22年)、地域周産期母子医療センター・山形県がん診療連携指定病院(平成25年)、山形DMAT指定病院)/子どもの医療費は同「子育て支援医療給付制度」(「0歳~18歳到達後の最初の3月31日」「自己負担額・・・一部負担金なし(保険診療にかかる一部負担金の全額を助成します。)」「所得制限はありませんが、扶養義務者の所得税の課税の有無を確認します」/令和5年7月1日に対象を中学3年生までから拡大)/給食費の無償化は同「鶴岡市に住む小・中学生の学校給食費無償化および負担軽減策について」(2026年7月9日/「鶴岡市では、令和4年11月から、本市に住所を有し、鶴岡市立の小・中学校に在籍する児童生徒の保護者を対象に、学校給食費を無償化しています」「特別な手続きは不要です」/令和8年度の学校給食費は小学生1食当たり約380円・中学生約455円)/学校の数と名前は同「小・中学校一覧」(校数は本ページで数えました)/藤島地域義務教育学校は同「子育て・教育」のお知らせ(2026年9月1日)/高専は鶴岡工業高等専門学校/大学は山形大学農学部/研究所は慶應義塾大学先端生命科学研究所(「2001年4月、鶴岡タウンキャンパス(山形県鶴岡市)に設置された本格的なバイオの研究所です」)/バス路線と運賃は庄内空港ビル「交通アクセス」(イオンモール三川前370円)/遊び場方針は鶴岡市「遊びに本気宣言!(鶴岡市こどもの遊び場整備方針)の策定について」(2025年3月31日)/休日夜間は同「休日・夜間の急病」/確認日 2026-09-02
子どもの医療費はかかりますか?
🔴 18歳まで、自己負担はありません。市の子育て支援医療給付制度は対象が「0歳~18歳到達後の最初の3月31日」、「自己負担額・・・一部負担金なし(保険診療にかかる一部負担金の全額を助成します。)」。所得制限はありません。令和5年7月1日に、中学3年生までから18歳までへ広げました。
学校はどれくらいありますか? お金はかかりますか?
🔴 市立小・中学校の給食費は、令和4年11月から無償です。市の言葉で「本市に住所を有し、鶴岡市立の小・中学校に在籍する児童生徒の保護者を対象に、学校給食費を無償化しています」「特別な手続きは不要です」。市が参考に挙げる令和8年度の給食費は小学生1食あたり約380円・中学生約455円。学校は市立小学校26校・中学校11校で、藤島地域では義務教育学校(小中一貫)の準備が進んでいます。市内には鶴岡工業高等専門学校と山形大学農学部もあります。
病院はありますか?
🔴 市立荘内病院が28診療科・521床です(一般511床)。免震構造・地上10階建てでヘリポートを備え、受電は二重系統。救急告示病院、災害拠点病院(地域災害医療センター)、地域医療支援病院、地域周産期母子医療センター、山形県がん診療連携指定病院、山形DMAT指定病院を兼ねています。
CHAPTER 10どんな人が、どれだけ住んでいるか
鶴岡市の人口は113,254人・49,513世帯(令和8年8月末)。合併した平成17年の「約13万3千人」から、20年で約2万人減りました。65歳以上は37.5%(令和8年3月末)。ただし、6つの地域で数字がまったく違います——旧鶴岡市が35.0%なのに対し、温海は52.2%、朝日は49.9%。同じ市の中に、2人に1人が高齢者という地域が2つあります。
出典:人口・世帯数は鶴岡市「住民基本台帳人口 世帯数」(令和8年8月末。男54,652人・女58,602人・計113,254人・49,513世帯)/地域別の年齢構成は同「令和8年3月末の各歳別男女別人員集計表」(PDF)(全市113,767人・0〜14歳11,129人・65歳以上42,649人/鶴岡83,077人・藤島8,697人・羽黒7,017人・櫛引6,179人・朝日3,151人・温海5,646人。地域別の65歳以上比率は本ページで算出)/合併時の人口は同「鶴岡市の沿革」(「新市の人口は約13万3千人」)/確認日 2026-09-02
「東北でいちばん広い市」は、人口の数字でいちばんはっきり出ます。
1,311.53平方キロメートルに113,254人——1平方キロメートルあたり86人です。そのうち73%が旧鶴岡市に集まり、残りの27%が広大な旧町村に散っている。
高齢化率は、その集まり方をそのままなぞります。旧鶴岡市35.0% → 羽黒40.9% → 櫛引41.4% → 藤島41.8% → 朝日49.9% → 温海52.2%。中心から遠いほど、順に上がっていく。
これは、家の値段とも一致しています。中心市街地1,399万円 → 郊外845万円 → 海ぞい545万円 → 羽黒ほか290万円 → 温海65万円(§2)。安い一帯は、人が減っている一帯です。その両方を承知したうえで選ぶなら、鶴岡の安さは本物——承知せずに値段だけで決めると、あとで効いてきます。
外国人住民の比率
0.91%全国平均 3.26%
鶴岡市に住む114,745人のうち、1,047人が外国人住民です。全国平均(3.26%)より低くなっています。
全国では外国人住民が総人口の3.26%(1億2376万7642人のうち403万1159人)。
1割を超える市区町村は全国で34あります。
出典:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」(令和8年1月1日現在・2026年7月29日公表)の
市区町村別集計から算出。総務省の公表ページ/確認日 2026-08-17
CHAPTER 11地域とのつきあいと、一年の行事
鶴岡には、日本遺産のストーリーが3つあります。市の観光案内(つるおか観光ナビ)の言葉——「出羽三山の『山』、歴史ある城下町の『里』、そして自然の恵みにあふれた『海』。鶴岡市には、全国最多の3つの日本遺産ストーリーがあります」。山=出羽三山生まれかわりの旅、里=サムライゆかりのシルク、海=北前船寄港地・船主集落。そして国指定の重要無形民俗文化財が2つ(黒川能・松例祭の大松明行事)——行事は、見に行くものというより、いまも人が担っているものです。
2月1日と2日、櫛引で黒川能があります「黒川能の心 王祇祭【毎年2月1日~2月2日】」。黒川能は昭和51年5月4日に国の重要無形民俗文化財に指定されました。9月には野外能楽「水焔の能」(2026年は9月5日)も。市の沿革には「武藤氏は羽黒山の別当という立場を兼ね、黒川能を厚く庇護したといわれている」とあり、500年以上つづいていることになります。
大晦日から元日にかけて、羽黒山で松例祭です「松例祭【毎年12月31日~1月1日】」。この「松例祭の大松明行事」も、平成26年3月10日に国の重要無形民俗文化財に指定されています。2026年は羽黒山の午歳御縁年(12年に一度)で、市立藤沢周平記念館などで記念の企画展が開かれています。
5月25日は、鶴岡天神祭(化けものまつり)「鶴岡天神祭(化けものまつり)【毎年5月25日本祭】」。まちなかの行事で、中心市街地に住むなら毎年これが来ます。4月には鶴岡桜まつり(鶴岡公園)、内川の桜小祭り、松ヶ岡桜まつりと続きます。
夏は花火と山開きです赤川花火大会(2026年は8月15日)。月山山開き【毎年7月1日】・湯殿山開山祭【毎年6月1日】で山の季節が始まり、大山犬祭り【毎年6月5日】・花祭【毎年7月15日】・八朔祭【8月31日夜~9月1日早朝】と続きます。
秋は城下町の祭りと、新そばです荘内大祭(2026年は10月4日・6日/酒井家庄内入部400年)、あつみ温泉お湯輿まつり(10月3日)、つるおか新そばまつり、ふじしま秋まつり「つや姫の里の収穫祭」、山戸能【秋の祭典 11月23日】。
役所は6つの地域に分かれています本所(馬場町9番25号)のほかに、藤島・羽黒・櫛引・朝日・温海の地域庁舎があり、子どもの医療証の申請などは「市役所国保年金課または各地域庁舎地域づくり推進課」で受け付けています(§7)。合併から20年たっても、窓口はそれぞれの地域に残っているということです。温海地域には「温海文化祭」もあります。
出典:3つの日本遺産はつるおか観光ナビ(一般社団法人DEGAM 鶴岡ツーリズムビューロー)「鶴岡でめぐろう!3つの日本遺産 — 重ね捺しスタンプラリー」(「出羽三山の『山』、歴史ある城下町の『里』、そして自然の恵みにあふれた『海』。鶴岡市には、全国最多の3つの日本遺産ストーリーがあります」)/各行事の日付は同「イベント」(王祇祭 毎年2月1日〜2日/松例祭 毎年12月31日〜1月1日/鶴岡天神祭(化けものまつり)毎年5月25日本祭/湯殿山開山祭 毎年6月1日/大山犬祭り 毎年6月5日/月山山開き 毎年7月1日/花祭 毎年7月15日/赤川花火大会 2026年8月15日/八朔祭 8月31日夜〜9月1日早朝/黒川能 野外能楽「水焔の能」2026年9月5日/あつみ温泉お湯輿まつり 2026年10月3日/荘内大祭 2026年10月4日・6日/山戸能 秋の祭典11月23日/だるま祭り 毎年12月17日/鶴岡雛物語 2026年2月21日〜4月5日)/国指定の年月日は鶴岡市「指定文化財一覧(無形民俗文化財の部)」(黒川能 昭51.5.4/松例祭の大松明行事 平26.3.10)/黒川能と武藤氏は同「鶴岡市の沿革」/地域庁舎は同「子育て支援医療給付制度」(「市役所国保年金課または各地域庁舎地域づくり推進課」)/確認日 2026-09-02
2026年9月2日 時点の情報です
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