CHAPTER 07買い物・病院・学校
横手市には、市立の病院が2つあります。市立横手病院と市立大森病院。そして子どもの医療費は、市の「福祉医療費制度(マル福)」で18歳まで自己負担分を助成——市は対象を「18歳に達する日以後、最初の3月31日までの間にある方」、所得制限を「制限はありませんが、所得判定が必要です」と書いています。受給者証を出せば、保険適用医療費の自己負担分を払わずに受診できます。
保育料が、全員無料です市の言葉——「横手市では令和7年4月より世帯の所得やこどもの数に関わらず、すべてのこどもの保育料が無償になります」。これは秋田県の「すこやか子育て支援事業」に市が独自に上乗せしたもので、副食費(おかず代)も月額5,100円を上限に市が助成します(3歳児から5歳児。0〜2歳児は副食費がかかりません)。世帯年収360万円未満は国の制度でもともと免除。
給食費も、令和8年4月から無料です免除される額は小学校1食374円・年間上限69,190円(185食分)、中学校1食419円・年間上限77,515円。保護者の手続きは不要。食物アレルギーなどで給食を受けられない子や、県立・市外の小中学校に通う子には、給食費相当額の一部または全額を補助します(こちらは申請が必要で、年間の喫食数が決まる2月ごろの受付)。
学校は小学校14校・中学校6校です令和8年5月1日現在で、小学校14校・児童2,893人、中学校6校・生徒1,702人、合わせて4,595人。小学校=横手南・朝倉・旭・栄・横手北・増田・浅舞・吉田・醍醐・雄物川・大森・十文字・山内・大雄、中学校=横手南・横手北・増田・平鹿・横手明峰・十文字。中学校が6校しかないぶん、進学先はほぼ決まっています——たとえば横手南・旭・栄・山内の4小学校は、すべて横手南中学校へ進みます。
市は統合を進めてきました市の教育委員会には「学校統合」という項目があり、「十文字小学校 開校のお知らせ」「横手北小学校 開校」のページが残っています。いちばん小さい栄小学校は児童56人、山内小学校は73人。いちばん大きい横手南小学校は448人、十文字小学校は441人。家を探すときは、その学区の学校がこれからどうなるかを教育委員会に聞いておいてください。
給食センターは3つです横手・平鹿・雄物川の3か所。市はそれぞれに「こんにちは!◯◯学校給食センターです」というページを作っています。
在宅の子育てにも、手が伸びています産前・産後ファミリー応援事業(妊娠中または出産後から乳幼児が2歳に達するまでの家事代行サービス利用料を助成)、子育てファミリー支援事業(3人以上の子を養育する世帯に病児・病後児保育や一時預かりの利用料を助成)、こども誰でも通園制度(0歳6か月〜3歳未満が時間単位で保育施設を利用できる)、出産祝金(横手市共通商品券で支給)。市は「ライフステージ別支援一覧」という1枚のPDFにまとめています。
出典:子どもの医療費は横手市「福祉医療費制度(マル福)」(「乳幼児、小中学生及び高校生等」=「18歳に達する日以後、最初の3月31日までの間にある方」/所得制限欄は「制限はありませんが、所得判定が必要です」/「受給者証を提示することで、保険適用医療費の自己負担分を支払うことなく受診することができます」)/保育料・副食費は同「保育料・副食費の助成制度」(「横手市では令和7年4月より世帯の所得やこどもの数に関わらず、すべてのこどもの保育料が無償になります」/副食費は月額5,100円を上限に助成/対象年齢3歳児から5歳児)/給食費は同「令和8年4月から学校給食費を完全無償化しました」(小学校374円・年間上限69,190円(185食分)/中学校419円・年間上限77,515円/「保護者の方の手続きは不要です」)/学校数と在籍数は同「在籍数一覧、市立小中学校の学区等」の「小・中学校在籍児童生徒数一覧表」(令和8年5月1日現在。小学校14校2,893人・中学校6校1,702人・計4,595人/横手南小448人・十文字小441人・栄小56人・山内小73人)と同ページの学区表/学校統合は同「学校統合」/給食センターは同「学校給食」/市立病院は同「医療・市立病院」(市立横手病院・市立大森病院)/子育て支援の一覧は同「横手市のライフステージ別支援」/確認日 2026-09-03
子育てにかかるお金はどうなりますか?
🔴 ほとんどかかりません。市の言葉で「横手市では令和7年4月より世帯の所得やこどもの数に関わらず、すべてのこどもの保育料が無償になります」。学校給食費も令和8年4月から完全無償化(小学校1食374円・中学校419円ぶんが免除。手続き不要)。医療費は「福祉医療費制度(マル福)」で18歳まで自己負担分を助成、所得制限はありません。副食費も月額5,100円を上限に市が助成します。
学校はどうなっていますか?
令和8年5月1日現在で、小学校14校・児童2,893人、中学校6校・生徒1,702人、合わせて4,595人です。中学校が6校しかないので、進学先はほぼ決まっています——横手南・旭・栄・山内の4小学校は、すべて横手南中学校へ進みます。いちばん大きいのは横手南小学校の448人、いちばん小さいのは栄小学校の56人。市の教育委員会には「学校統合」の項目があります。
CHAPTER 10どんな人が、どれだけ住んでいるか
横手市の人口は75,543人(男35,708人・女39,835人)・30,384世帯(2026年8月1日現在・秋田県の推計)。秋田市の289,143人に次いで、秋田県で2番目に多い市です。秋田県全体は863,586人。2026年8月の1か月では86人減りました(出生22人・死亡117人・転入と転出の差−95人)。
出典:秋田県「秋田県の人口と世帯(月報):2026(令和8)年8月1日現在」(横手市75,543人(男35,708人・女39,835人)・30,384世帯・1か月で−86人(出生22人・死亡117人)/秋田市289,143人・138,211世帯/大仙市69,542人・28,230世帯/由利本荘市67,514人・28,386世帯/大館市61,617人・27,121世帯/湯沢市36,488人・16,178世帯/県計863,586人・380,319世帯。順位と比率は本ページで算出。人口・世帯数は2020年国勢調査の確定値を基準とした推計値で、外国人住民を含みます)/確認日 2026-09-03
横手は「秋田県で2番目に大きい市が、県内でいちばん安い部類の地価で買える」まちです。
人口75,543人は大仙市69,542人・由利本荘市67,514人・大館市61,617人より多い。それでも住宅地の地価は13,300円で、大仙16,000円・湯沢16,000円・大館15,500円より安い(§9)。この組み合わせは、そう多くありません。
理由のひとつは、たぶん雪です。年間793センチ・最深119センチ(§6)。同じ秋田県でも、日本海側の秋田市(降雪273センチ)とは3倍近く違います。そのかわり市は、保育料も給食費も無料にし、医療費を18歳まで見て、29歳以下の夫婦には最大300万円を出しています(§7・§14)。雪と引き換えに、子育てのお金がほとんどかからない——それが横手の形です。
1世帯あたり2.5人。30,384世帯に75,543人。そして1か月で86人ずつ減っています。この数字は、家の値段にも学校の統合にも、そのまま効いてきます(§7・§9)。
外国人住民の比率
0.72%全国平均 3.26%
横手市に住む78,958人のうち、566人が外国人住民です。全国平均(3.26%)より低くなっています。
全国では外国人住民が総人口の3.26%(1億2376万7642人のうち403万1159人)。
1割を超える市区町村は全国で34あります。
出典:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」(令和8年1月1日現在・2026年7月29日公表)の
市区町村別集計から算出。総務省の公表ページ/確認日 2026-08-17
CHAPTER 11地域とのつきあいと、一年の行事
横手の行事は、冬に集まっています。市が並べている「四季の祭り・民俗行事」は春3つ・夏4つ・秋6つに対して、冬が10——百万遍念仏講、二井山裸参り、たいまつ焼き、三助稲荷神社梵天、長太郎稲荷神社梵天祭、横手のかまくら、横手のぼんでん、梨木水かぶり、増田の梵天、木戸五郎兵衛神社の梵天・恵比寿俵奉納祭り。雪の3か月に、まちじゅうで火と梵天が立ちます。
かまくらは、約450年つづいています市の説明——「藩政の頃、武家の住んでいる内町(うちまち)では、旧暦1月14日の夜、四角い雪の壁を作り、その中に門松やしめ縄などを入れ、お神酒や餅を供えてから燃やし、災難を除き子どもの無事成長を祈った左義長のかまくらが行われました」。いっぽう「商人の住んでいる外町(とまち)では、旧暦1月15日の夜、町内の井戸のそばに雪穴を作り、水神様(おしずの神さん)を祀り、よい水に恵まれるようにと祈りました」。この2つと子どもの雪遊びが融合したのが、いまのかまくらです。2026年から開催日が2月の第2金曜・土曜に変わりました(2027年は2月12日・13日、2028年は2月11日・12日)。
ぼんでんは2月17日と決まっています「ぼんでん(梵天)」は、豪華な頭飾りが特徴的な横手の小正月行事です。約300年の歴史を誇り、毎年2月17日に旭岡山神社へ奉納されます」。前日の2月16日には「梵天コンクール」(昭和34年から)。昭和55年からは地元の小学生が奉納する「小若ぼんでん」も参加。市は「そろいの半てんを着た若者たちがほら貝を吹きならし、“ジョヤサ、ジョヤサ”のかけ声とともに進む様は、『静』のかまくらと対照的な『動』のまつり」と書きます。そして「ぼんでんが終わると春がやってくる」。
梵天は、市内のあちこちで立ちます増田の梵天、三助稲荷神社梵天、長太郎稲荷神社梵天祭、木戸五郎兵衛神社の梵天・恵比寿俵奉納祭り、そして春の沼入りぼんでん。「横手のぼんでん」だけが梵天ではなく、地域ごとに別の梵天があるということです。合併した8地域それぞれが、自分の行事を持ち続けています。
秋は神楽と掛唄です金澤八幡宮伝統掛唄、仁井田番楽、金沢ささら舞、沼館八幡宮例祭、月山神社祭典、浅舞八幡神社祭典、霜月神楽。「後三年合戦(1083~87年)の舞台」である金沢の名が、いくつもの行事に残っています。
夏と秋には、まちの祭りもありますよこての全国線香花火大会、猩々まつり(しょうじょうまつり)、おもフェス ジャマイカン ミュージック フェスティバル、は・は・は祭、いものこまつりin鶴ヶ池、増田の花火、真人公園りんごまつり、「増田蔵の日」。春は真人公園さくらまつり、大森リゾート村芝桜フェスタ、秋田スカイフェスタ。
8つの地域局が残っています横手・増田・平鹿・雄物川・大森・十文字・山内・大雄——合併から20年たった令和8年も、8つの地域局がまちづくり推進部の下に置かれています。市の担当課の名前も特徴的で、「横手の未来ともにつくる課 ふるさと横手応援係」「横手の魅力営業課」。移住の相談窓口は、横手駅前の「よこてイースト」にあります(§14)。
出典:行事の一覧は横手市「四季の祭り・民俗行事」と同「四季のイベント」/かまくらは同「(冬)横手のかまくら」(「横手のかまくらは、約450年の歴史があるといわれています」/内町・外町の由来/「2026年(令和8年)から2月の第2金曜日・土曜日に変更になりました」「2027年(令和9年):2月12日(金曜日)、2月13日(土曜日)」「2028年(令和10年):2月11日(金曜日)、2月12日(土曜日)」)/ぼんでんは同「(冬)横手のぼんでん」(「約300年の歴史を誇り、毎年2月17日に旭岡山神社へ奉納されます」/2月16日の梵天コンクールは昭和34年から、小若ぼんでんは昭和55年から/「ぼんでんが終わると春がやってくる」)/後三年合戦は同「【定住促進】横手のプロフィール」/地域局は同「組織一覧」/確認日 2026-09-03
2026年9月4日 時点の情報です
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