青森の安全と気候
2026年8月22日 時点の情報です
CHAPTER 05その土地は、安全か
青森市の災害は、地震より先に「雪」で考えてください。地震のほうは、市役所の地点で30年間に震度6弱以上が5.6%(6強以上0.9%)——本サイトのなかでも低いほうです。ただし日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域には指定されています。いっぽう雪は、2026年(令和8年)1月29日に「青森市豪雪災害対策本部」が設置され、3月25日まで置かれました。県内27市町村に災害救助法が適用され、青森市では平成17年3月以来となる自衛隊による屋根雪下ろしが行われています。
国の地震対策区域に入っているか
国は、大きな地震ごとに「対策を進める地域」を法律で指定しています。指定されているかどうかは、その市町村で想定されている揺れと津波の大きさを国がどう見ているかを、そのまま表しています。
| 南海トラフ地震防災対策推進地域 | 対象外(青森県全体が制度の対象外) |
|---|---|
| 首都直下地震緊急対策区域 | 対象外(青森県全体が制度の対象外) |
| 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域 | 指定あり |
| 30年間に震度6弱以上の揺れ | 5.6%(震度6強以上は0.9%) 青森市役所の地点。表層地盤はAVS30 260m/s・砂州・砂礫州 |
J-SHISで番地を見る → 指定の有無は内閣府の指定市町村一覧(南海トラフ地震防災対策推進地域/首都直下地震緊急対策区域/日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域)/確率と表層地盤は防災科学技術研究所 J-SHIS 地震ハザード情報提供API(2024年版・平均ケース・全ての地震)を市役所の座標で照会した値/確認日 2026-08-22
2026年1〜2月、青森市に起きたこと(市の「豪雪災害白書」から)
| 項目 | 青森市 |
|---|---|
| 降った量 | 【青森地区】2026年1月20日から2月3日までの15日間で261センチ——同じ期間の平年値の約3倍 |
| 積もった深さ | 2月1日に183センチ(観測史上4位)。1月としては戦後最大の167センチ |
| 浪岡地区 | 1月17日から31日までの15日間で200センチの降雪、積雪深156センチ |
| 国の対応 | 県内27市町村に災害救助法が適用。青森市では平成17年3月以来の自衛隊による屋根雪下ろし |
| 暮らしへの影響 | 道路幅が狭くなりバスに影響、小中学校は臨時休校・出校時間の繰り下げ、除排雪作業の大幅な遅れと渋滞 |
| 被害 | 除排雪作業中の人的被害、積雪等による建物被害、りんご樹の枝折れ・パイプハウスの倒壊などの農業被害 |
| 市の見立て | 「比較的短期間に集中して大量の降雪が生じる傾向に変化」——累積降雪量は大きく変わっていないのに、最深積雪だけが高くなっている |
青森市の災害リスクはどうですか?
🔴 地震より先に、雪で考えてください。J-SHISでは市役所の地点で30年間に震度6弱以上が5.6%(6強以上0.9%)と低いのですが、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域には指定されています。雪のほうは、2026年1月29日から3月25日まで「青森市豪雪災害対策本部」が置かれ、県内27市町村に災害救助法が適用、青森市では平成17年3月以来の自衛隊による屋根雪下ろしが行われました。市は「青森市豪雪災害白書」を公表しています。
CHAPTER 06夏と冬は、どうなるのか
年間の降雪合計567センチ、最深積雪の平年値101センチ。本サイトで比べると金沢157センチ、和歌山1センチ——青森は金沢の3.6倍です。冬日は年102.5日(1年の28%)、真冬日18.7日。1月の日最高は1.8℃、日最低は−3.5℃。いっぽう夏は涼しい——熱帯夜は年0.6日・猛暑日0.4日(東京は熱帯夜17.8日)。年平均気温10.7℃、年降水量1,350.7ミリ。「冬が長くて、夏が短くて涼しい」——これが青森の一年です。
青森の冬の雪はどのくらいですか?
🔴 年間の降雪合計567センチ、最深積雪の平年値101センチ。金沢(157センチ)の3.6倍です。冬日は年102.5日(1年の28%)・真冬日18.7日、1月の日最高は1.8℃。そして2026年2月1日には積雪183センチ(観測史上4位)、1月としては戦後最大の167センチを記録しました。いっぽう夏は熱帯夜0.6日・猛暑日0.4日と涼しい——冬の重さと夏の軽さを、セットで考えてください。
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