川越の安全と気候
2026年9月10日 時点の情報です
CHAPTER 05その土地は、安全か
川越市は、首都直下地震緊急対策区域に指定されています。市役所の地点で、30年間に震度6弱以上の揺れが起きる確率は45.4%(震度6強以上は7.8%)——表層地盤はローム台地(AVS30 240メートル毎秒)。市のハザードマップは、地震・水害・内水・雨水出水浸水想定区域図・土砂災害の5種類。そのうえで市は「川越市浸水履歴」として、平成10年8月28日の集中豪雨から令和6年8月29日の集中豪雨までに実際に浸水した場所を公表しています。売り物件450件の標高は6.9〜49.9メートル——南東部の中央7.8メートルと西部の30.6メートルでは、見るべき地図が変わります(§2)。
国の地震対策区域に入っているか
国は、大きな地震ごとに「対策を進める地域」を法律で指定しています。指定されているかどうかは、その市町村で想定されている揺れと津波の大きさを国がどう見ているかを、そのまま表しています。
| 南海トラフ地震防災対策推進地域 | 対象外(埼玉県全体が制度の対象外) |
|---|---|
| 首都直下地震緊急対策区域 | 指定あり |
| 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域 | 対象外(埼玉県全体が制度の対象外) |
| 30年間に震度6弱以上の揺れ | 45.4%(震度6強以上は7.8%) 川越市役所の地点。表層地盤はAVS30 240m/s・ローム台地 |
J-SHISで番地を見る → 指定の有無は内閣府の指定市町村一覧(南海トラフ地震防災対策推進地域/首都直下地震緊急対策区域/日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域)/確率と表層地盤は防災科学技術研究所 J-SHIS 地震ハザード情報提供API(2024年版・平均ケース・全ての地震)を市役所の座標で照会した値/確認日 2026-09-10
| 地図 | 何が載っているか |
|---|---|
| 浸水履歴 | 「平成10年8月28日集中豪雨から令和6年8月29日集中豪雨による被害履歴を参考に作成しています」。想定ではなく、実際に浸水した記録です。市は「個人情報保護の観点から地番を10番地ごとにまとめて公表しています」と書き添えています。26年ぶんの実績が1枚のPDFで見られるのは、本サイトが見てきた中でも珍しい——買う土地が決まったら、まずこれを開くのが川越の順番です。 |
| 水害・内水ハザードマップ | 洪水と内水の2つが、市のGIS「小江戸川越マップ」の上で開けます。紙のPDFとは別に、住所を入れて自分の場所を見る形です。ほかに「雨水出水浸水想定区域図」と、国土交通省の「地点別浸水シミュレーション検索システム(浸水ナビ)」への案内もあります。川越は荒川・入間川・新河岸川に囲まれた低地を市域の東側に持つので、南東部(南古谷・古谷)を考えるなら先に見ておきたい地図です(§2)。 |
| 地震ハザードマップ | 市は首都直下地震緊急対策区域に指定されています。市役所の地点で30年間に震度6弱以上が45.4%(6強以上7.8%)——同じ週に本サイトが公開した射水市の12.0%の約3.8倍。表層地盤はローム台地(AVS30 240メートル毎秒)で、台地の上としては揺れにくいほうですが、市内の低地では数字が変わります。市には「簡易耐震診断」と「ブロック塀の安全確認」の窓口もあります。 |
| 土砂災害 | 土砂災害ハザードマップがあり、市は「土砂災害警戒区域等の解除について」というページも別に置いています——指定するだけでなく、解除された区域も知らせている形です。市域の大半は台地と低地なので、対象になる場所は限られます。 |
| 知らせ方 | 市は「防災情報提供」「川越市防災気象情報」「避難所・避難場所」「自主防災組織」「川越市地域防災計画」を並べています。埼玉県は「耳で聴くハザードマップ」(スマートフォンやタブレットでハザードマップの情報を音声で聴けるサービス)を導入しており、市のページからも案内されています。 |
災害の心配はありますか?
川越市は首都直下地震緊急対策区域に指定されています。市役所の地点で30年間に震度6弱以上の揺れが起きる確率は45.4%(震度6強以上は7.8%)、表層地盤はローム台地(AVS30 240メートル毎秒)。市のハザードマップは地震・水害・内水・雨水出水浸水想定区域図・土砂災害の5種類で、洪水と内水は市のGIS「小江戸川越マップ」の上で開けます。🔴 そのうえで市は「川越市浸水履歴」として、平成10年8月28日から令和6年8月29日までに実際に浸水した場所を公表しています。
CHAPTER 06夏と冬は、どうなるのか
川越の1年は「最高気温が0℃を下回る日が平年値で0.0日、猛暑日が11.8日」です。1月の平年値は平均3.9℃・日最高9.4℃・日最低−1.1℃。8月は平均27.0℃・日最高31.8℃・日最低23.2℃。年間降水量は1,371.3ミリメートル——同じ週に本サイトが公開した射水市の2,281.0ミリメートルの6割です。いちばん雨が多いのは9月の202.8ミリメートル、いちばん少ないのは2月の39.6ミリメートル。
| 項目 | 川越(さいたま) | 中身 |
|---|---|---|
| 冬 | 真冬日0.0日 冬日53.2日 | 最高気温が0℃未満の「真冬日」は平年値で0.0日。最低気温が0℃未満の「冬日」は53.2日。1月の平年値は平均3.9℃・日最高9.4℃・日最低−1.1℃。朝は氷点下になる日が2か月ぶんほどあっても、昼は9℃台まで上がる——内陸の関東平野らしい冬です。 |
| 夏 | 猛暑日11.8日 真夏日57.3日 | 35℃以上の「猛暑日」が1年に11.8日、30℃以上の「真夏日」が57.3日、25℃以上の「夏日」が120.1日。熱帯夜は10.8日。8月の平年値は平均27.0℃・日最高31.8℃・日最低23.2℃、7月も平均25.9℃。海から離れた内陸なので、夏の暑さはしっかりあります——冷房の計画は、家を選ぶときの検討材料になります。 |
| 雨 | 年1,371mm 9月が最多 | 年間1,371.3ミリメートル。月別では9月202.8・10月196.8・8月164.0・7月148.0・6月144.8ミリメートル。いちばん少ないのは2月の39.6、次いで1月の42.4、12月の45.2ミリメートル。雨が夏から秋に集まり、冬はよく晴れる——日本海側の射水市(12月294.0ミリメートル)とは正反対の型です。 |
| 雪 | 参考値は 熊谷 | このページが使っている「さいたま」の観測所には、降雪と最深積雪の平年値がありません。同じ埼玉県内で降雪の平年値が公表されている気象官署の熊谷では、1年の降雪の合計が16センチメートル、最深積雪の平年値が9センチメートル(1991〜2020年)。平地の関東として、雪の量そのものは少ないという位置づけです。 |
| 観測所のこと | さいたま 0363 | 川越市内には気象官署もアメダスもありません。このページは、隣接するさいたま市にある「さいたま」(気象庁の観測所番号0363)の平年値(1991〜2020年)を使っています。川越市役所と同じ、関東平野の内陸の観測所です。降雪だけは、上に書いたとおり熊谷(47626)の値を出どころつきで参考に載せました。 |
雪や寒さはどうですか?
最高気温が0℃未満の「真冬日」は平年値で0.0日、最低気温が0℃未満の「冬日」は53.2日です(隣接するさいたま市にある「さいたま」の観測所・1991〜2020年)。1月の平年値は平均3.9℃・日最高9.4℃・日最低−1.1℃。この観測所には降雪の平年値がありませんが、同じ埼玉県の熊谷では1年の降雪の合計が16センチメートル、最深積雪の平年値が9センチメートルです。
夏は暑いですか?
35℃以上の「猛暑日」が1年に11.8日、30℃以上の「真夏日」が57.3日、25℃以上の「夏日」が120.1日、熱帯夜が10.8日です。8月の平年値は平均27.0℃・日最高31.8℃・日最低23.2℃。年間降水量は1,371.3ミリメートルで、いちばん多いのは9月の202.8ミリメートル、いちばん少ないのは2月の39.6ミリメートル——雨が夏から秋に集まり、冬はよく晴れます。
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