CHAPTER 05その土地は、安全か
岡山市の安全は、「揺れ」と「水」で答えが真逆になります。揺れについては、市自身が市政の概要に「震度4以上の地震が全国で2番目に少ない」(1919年から2024年の都道府県別の回数・気象庁「震度データベース検索」による)と書いています。
いっぽう水については、市の資料がこう書いています——「岡山平野は、標高の低い平地に広がっており、朔望平均満潮位よりも低いゼロメートル地帯が岡山市の南部に広がっています。このため、市街地は河川より低く排水が困難な地形の上に形成されています」、「岡山平野のゼロメートル地帯は218平方キロメートルと、東京湾の116平方キロメートルと比較しても約2倍の広さがあります」。§4のとおり、売り物件943件の標高の中央値は2.0メートル。「揺れにくいが、水は必ず調べる」——これが岡山市の家探しの前提です。
国の地震対策区域に入っているか
国は、大きな地震ごとに「対策を進める地域」を法律で指定しています。指定されているかどうかは、その市町村で想定されている揺れと津波の大きさを国がどう見ているかを、そのまま表しています。
| 南海トラフ地震防災対策推進地域 | 指定あり |
| 首都直下地震緊急対策区域 | 対象外(岡山県全体が制度の対象外) |
| 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域 | 対象外(岡山県全体が制度の対象外) |
| 30年間に震度6弱以上の揺れ | 45.7%(震度6強以上は8.8%) 岡山市役所の地点。表層地盤はAVS30 199m/s・三角州・海岸低地 |
ゼロメートル地帯は218平方キロメートル。東京湾の約2倍です市の資料から、そのまま引きます——「岡山平野のゼロメートル地帯は218㎢と、東京湾の116㎢と比較しても約2倍の広さがあります」。「岡山の街の広くはゼロメートル地帯にあり、河川の水位よりも低いところに位置しています」。
「街が川より低い」——これは、大雨のときに水が自然には流れ出ていかないということです。だから市は浸水(内水)ハザードマップを、洪水とは別に作っています。南区の売り物件220件の標高はマイナス0.7〜11.3メートル(中央1.0メートル)。この区で家を買うなら、洪水・内水・高潮の3枚を必ず見てください。
ハザードマップは7種類あります。まずWEB版から市はWEB版ハザードマップを持っていて、「『洪水・土砂』、『高潮』、『地震』、『津波』のハザードマップが確認でき、スマートフォンやタブレット端末等の位置情報機能を活用することで、現在地周辺のハザード情報をはじめ、避難所の開設状況やそこに至るルートを確認することができます」。令和8年8月20日に更新されました。日本語版のほか、英語版・韓国語版があります。
紙とPDFでは、①洪水・土砂災害 ②南海トラフ巨大地震を想定した地震防災マップ ③津波 ④高潮 ⑤浸水(内水) ⑥ため池浸水想定 ⑦小学校区別の7種類。土砂災害警戒区域は、岡山県の一覧表と「おかやま全県統合型GIS」で番地まで確かめられます。
WEB版ハザードマップを開く →
地震防災マップは、3枚あります市の地震防災マップはゆれやすさマップ・地震危険度マップ・液状化危険度マップの3枚。想定は南海トラフ巨大地震で、内閣府「南海トラフの巨大地震モデル検討会」のモデルに「岡山市特有の地形・地質、過去の災害等を加味し作成」したものです。
ゆれやすさマップは50メートルメッシュで最大震度、地震危険度マップは建物の全壊率を6段階で色分けしています。市の説明で「全壊率とは、その地区(50mメッシュ)の全壊した建物の率で、全壊率20%なら、10戸住宅があれば、2戸全壊する可能性を示しています」。津波ハザードマップは南海トラフ巨大地震(津波断層モデル モーメントマグニチュード9.1)を想定し、岡山県が公表した「南海トラフの巨大地震による津波高・浸水域」に基づいて作成されています(地図面はNo1〜No7)。
平成30年7月豪雨で、何が起きたか市の広報第74報(平成30年7月17日17時発表)から。人的被害は死者2名(備考「総社市でお亡くなりになられた方」)、行方不明0名、負傷者4名(軽傷4名)。住家被害は全壊1・半壊1・一部損壊3、そして床上浸水3,256(北区1,684・東区1,569・中区2・南区1)、床下浸水4,389(北区3,648・東区661・南区47・中区33)。
床上浸水3,256棟のうち、北区と東区で3,253棟——99.9%がこの2区です。市は現地レポートで東区平島地域と北区谷万成地区を挙げ、「砂川の破堤部分の土のうの積み上げが完了(平成30年7月18日)」と記録しています。市は「平成30年7月豪雨災害を教訓に」という項目を、いまも防災のページに置いています。
出典:ゼロメートル地帯は岡山市の資料「第1章 岡山市を取り巻く状況/1-1 水害に脆弱な地形条件」(PDF/「岡山平野は、標高の低い平地に広がっており、朔望平均満潮位よりも低いゼロメートル地帯(図1-1 青色部分)が岡山市の南部に広がっています。このため、市街地は河川より低く(図1-2)排水が困難な地形の上に形成されています」「また、岡山平野のゼロメートル地帯は218㎢と、東京湾の116㎢と比較しても約2倍の広さがあります」「岡山の街の広くはゼロメートル地帯にあり、河川の水位よりも低いところに位置しています」/※岡山河川事務所資料をもとに作成)/震度4以上の回数は岡山市「令和8年度 市政の概要」(「震度4以上の地震が全国で2番目に少ない(※)など、非常に恵まれた自然環境といえます」「※1919年から2024年の間に観測された都道府県別の震度4以上の地震回数(気象庁ホームページの『震度データベース検索』による)」)/ハザードマップは岡山市「ハザードマップ」(WEB版/ため池浸水想定マップ/土砂災害警戒区域/浸水(内水)ハザードマップ/小学校区別ハザードマップ/洪水・土砂災害ハザードマップ/南海トラフ巨大地震を想定した「地震防災マップ」/津波ハザードマップ/高潮ハザードマップ/防災情報マップ)と同「WEB版ハザードマップについて」(2026年8月20日・ID 47403/「WEB版ハザードマップでは、『洪水・土砂』、『高潮』、『地震』、『津波』のハザードマップが確認でき、スマートフォンやタブレット端末等の位置情報機能を活用することで、現在地周辺のハザード情報をはじめ、避難所の開設状況やそこに至るルートを確認することができます」「※令和8年8月20日にWEB版ハザードマップを更新しました」/日本語版・英語版・韓国語版)、同「南海トラフ巨大地震を想定した『地震防災マップ』」(ゆれやすさマップ・地震危険度マップ・液状化危険度マップ/「地震防災マップ(ゆれやすさマップ、地震危険度マップ、液状化危険度マップ)は、内閣府設置、『南海トラフの巨大地震モデル検討会』が、過去に南海トラフのプレート境界で発生した地震に係る科学的知見に基づく各種調査について防災の観点から幅広く整理・分析し、想定すべき最大クラスの対象地震を設定しています。その他、岡山市特有の地形・地質、過去の災害等を加味し作成しています」「南海トラフ巨大地震を想定し、地区ごと(50mメッシュ)の最大震度がどのくらいになるか、シミュレートしたものです」「全壊率とは、その地区(50mメッシュ)の全壊した建物の率で、全壊率20%なら、10戸住宅があれば、2戸全壊する可能性を示しています」)、同「津波ハザードマップについて」(「このハザードマップは、岡山県が公表した『南海トラフの巨大地震による津波高・浸水域』に基づいて作成しています」/想定地震=南海トラフ巨大地震が発生した場合〔津波断層モデル モーメントマグニチュード9.1〕・国の「南海トラフの巨大地震モデル検討会」が作成したモデルを準用/地図面No1〜No7)、同「市内の土砂災害警戒区域等について」(ID 4602/指定状況は岡山県の「土砂災害警戒区域等指定箇所一覧表」と「おかやま全県統合型GIS」で確認)/平成30年7月豪雨の被害は岡山市「被害発生状況等について<広報第74報 平成30年7月17日17時発表>」(ID 11926/人的被害=死者2名〔備考「総社市でお亡くなりになられた方」〕・行方不明0名・負傷者4名〔軽傷4名〕/住家被害=全壊1・半壊1・一部損壊3・床上浸水 北区1,684 中区2 東区1,569 南区1 合計3,256・床下浸水 北区3,648 中区33 東区661 南区47 合計4,389)と同「平成30年7月豪雨レポート一覧」(現地レポート=東区平島地域・北区谷万成地区・東区楢原 桃太郎保育園・上道小鳥の森子ども館・岡山大学災害ボランティア支援センター/「砂川の破堤部分の土のうの積み上げが完了(平成30年7月18日)」)/確認日 2026-08-26
地震や災害の心配はありますか?
揺れについては、市が「震度4以上の地震が全国で2番目に少ない」と書いています(市役所の地点で30年間に震度6弱以上は45.7%)。🔴 いっぽう水は必ず調べてください。市の資料に「岡山平野のゼロメートル地帯は218平方キロメートルと、東京湾の116平方キロメートルと比較しても約2倍の広さがあります」。平成30年7月豪雨では床上浸水3,256棟・床下浸水4,389棟でした。
CHAPTER 06夏と冬は、どうなるのか
「晴れの国」は、感想ではなく数字です。市が市政の概要に「降水量1ミリメートル未満の年間日数が県庁所在地で第1位となっており、『晴れの国おかやま』と呼ばれる理由となっています」と書いていて、その数字は岡山276.7日(1位)・大阪266.8日(9位)・東京262.5日(15位)(気象庁・1991〜2020年の平年値)。
気象庁の平年値(岡山観測所)で年間降水量1,143.1ミリメートル——東京の1,598.2ミリメートルより455ミリメートル少ない。年間日照は2,033.7時間で、東京の1,926.7時間より107時間多い。年平均気温は15.8℃で、東京とぴったり同じです。いっぽう夏は暑い——8月の日最高は33.3℃、猛暑日は年15.2日、熱帯夜は年23.9日。冬は、雪がほとんど降りません——年降雪合計1センチメートル、最深積雪1センチメートル、真冬日は年0.0日です。
「同じ気温で、雨が455ミリメートル少ない」岡山と東京は、年平均気温がどちらも15.8℃です。ちがうのは雨——岡山1,143.1ミリメートル/東京1,598.2ミリメートル。とくに9月と10月で差がつきます(岡山142.2ミリメートル・95.4ミリメートル/東京224.9ミリメートル・234.8ミリメートル)。
そのぶん日照は岡山のほうが107時間多い(2,033.7時間/1,926.7時間)。洗濯物が乾き、自転車が使える日が多い——「晴れの国」は、毎日の家事の話でもあります。市の説明では「冬は厳しい季節風を中国山地がさえぎって積雪をみることはまれです。夏本土を襲う台風も四国山脈が防壁になって勢力が弱められ、影響が比較的少ない」。
夏は、東京より暑いです正直に書きます。8月の日最高は岡山33.3℃・東京31.3℃、7月は岡山31.8℃・東京29.9℃。猛暑日(35℃以上)は岡山15.2日・東京4.8日、真夏日(30℃以上)は岡山70.6日・東京52.1日、夏日(25℃以上)は岡山140.4日・東京118.5日——猛暑日は3倍、真夏日は18日多い。熱帯夜は岡山23.9日・東京17.8日です。
ただし6月の雨が169.3ミリメートル、7月が177.4ミリメートル、8月は97.2ミリメートルに落ちます——梅雨が明けると、雨が半分になって、晴れて、暑い。エアコンの電気代は、夏に効いてきます。断熱と日射のさえぎり方を、家を見るときのチェック項目に入れてください。
冬に雪かきは、ほぼ要りません気象庁の平年値で年降雪合計1センチメートル、最深積雪1センチメートル、雪日数は年24.4日(雪が「降った」日は年に24日あるが、積もらない)。真冬日(最高気温も0℃未満の日)は年0.0日、冬日(最低気温0℃未満)は年42.1日(東京15.2日)。1月の平均は4.6℃、日最低は0.1℃です。
参考までに、札幌市は年降雪479センチメートル・冬日121.8日、仙台市は年降雪59センチメートル。岡山市の1センチメートルは、まったく別の冬です。ただし北区の北部(御津・建部)は山あいで、平野と同じではありません。§2の標高(北区の売り物件は最高100.0メートル)と合わせてご覧ください。
台風は「弱められて」来ます市の説明で「夏本土を襲う台風も四国山脈が防壁になって勢力が弱められ、影響が比較的少ないなど、非常に恵まれています」。瀬戸内海をはさんで南に四国山地がある——これが岡山の位置です。
ただし§5のとおり、平成30年7月豪雨では床上浸水3,256棟・床下浸水4,389棟が出ています。台風の風は弱まっても、梅雨と秋雨の「線状の雨」は別の話です。「風は弱く、水は要注意」——気候と地形を合わせると、そういうまちだと読めます。
12か月の気温を、そのまま並べます
帯の左端がその月の日最低気温の平均、右端が日最高気温の平均です(岡山・1991〜2020年の30年平均)。
23.9日 / 42.1日
熱帯夜23.9日(東京17.8日)と、冬日42.1日(東京15.2日)。
夏の夜と冬の朝が、東京と比べてどうなるかの数字です
| 年間の日数 | 岡山 | 東京 |
熱帯夜 最低25℃以上 | 23.9日 | 17.8日 |
猛暑日 最高35℃以上 | 15.2日 | 4.8日 |
真夏日 最高30℃以上 | 70.6日 | 52.1日 |
冬日 最低0℃未満 | 42.1日 | 15.2日 |
真冬日 最高0℃未満 | 0.0日 | 0.0日 |
雪は、年間の降雪の合計が1cm、最深積雪の平年値が1cmです。
出典:気象庁 岡山 の平年値(月別)/同 日数の階級別(view=a2)/同 東京(いずれも1991〜2020年の30年平均)/確認日 2026-08-14
出典:気温・降水・日照・日数・雪は気象庁「過去の気象データ 平年値(年・月ごとの値)岡山」(1991〜2020年の平年値/観測所番号47768/年平均15.8℃・年降水量1,143.1mm・年日照2,033.7時間/1月 平均4.6℃・日最高9.6℃・日最低0.1℃・降水36.2mm/8月 平均28.1℃・日最高33.3℃・日最低24.6℃・降水97.2mm/冬日42.1日・真冬日0.0日・夏日140.4日・真夏日70.6日・猛暑日15.2日・熱帯夜23.9日/年降雪合計1cm・最深積雪1cm・雪日数24.4日)/東京との比較は同じ平年値の東京(観測所番号47662)(年平均15.8℃・年降水量1,598.2mm・年日照1,926.7時間・8月 日最高31.3℃・7月 日最高29.9℃)/「降水量1mm未満の年間日数」と地形の説明は岡山市「令和8年度 市政の概要」(岡山276.7日〔1位〕・大阪266.8日〔9位〕・東京262.5日〔15位〕・気象庁資料より・統計期間1991〜2020年)と岡山市のプロフィール「位置と自然条件」/札幌・仙台の雪は本サイトの同エリアページ(同じ気象庁平年値)/確認日 2026-08-26
夏と冬は、どうなりますか?
年平均気温は15.8℃で東京と同じ、年間降水量は1,143.1ミリメートルで東京より455ミリメートル少ないです。夏は8月の日最高33.3℃・猛暑日は年15.2日・熱帯夜は年23.9日と東京より暑くなります。冬は年降雪合計1センチメートル・真冬日は年0.0日——雪かきはほぼ要りません。
2026年8月26日 時点の情報です
このページは、最新のAIが作成した移住情報のまとめです
人が主観で書いた紹介記事ではありません。自治体・国の統計・気象庁・鉄道会社・不動産ポータルなど、インターネット上に公開されている公式の情報をAIが集め、移住を考える人が読みやすく、そのまま判断に使える形に組み直したものです。数値には出典のリンクと確認日を付けていますので、気になったところは元の資料でお確かめください。制度や価格は変わります。契約の前には、必ずご自身で最新の情報をご確認ください。
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このページはAIが作っています。数字の取り違え、古くなった制度、つながらないリンク——見つけたら教えてください。お名前もメールアドレスも要りません。どこが、どう違うかだけで届きます。
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