尾道の住まいとお金
2026年8月28日 時点の情報です
CHAPTER 04いま、実際に売りに出ている家
SUUMOに出ている尾道市の中古一戸建て124件を、1件も打ち切らずに全部取りました(SUUMOの掲載総数と同じ124件)。3万円から3億3,000万円、中央値980万円。1,000万円以下は64件(52%)で、土地の中央値は183平方メートル(55坪)、建物は106平方メートル(32坪)、築年の中央値は1980年、1981年より前の建物が64件(52%)です。標高は−0.2メートルから118.3メートル——同じ市の中で118メートルの差があります。リストは安い順に並べています。押すと写真つきの物件ページが開きます。
「駅から近い順」は、徒歩◯分/バス◯分+停歩◯分/車◯km(時速30km換算)を分に直して比べています。その項目の情報がない物件は、並べ替えても最後に表示されます。
それぞれの家の下にある「間取りをつくる」を押すと、築年と広さからその家の間取りが自動で立ち上がります。壁を抜いたり設備を替えたりすると、リフォーム費用がその場で動きます。1981年より前の家は耐震補強が、築40年を超えた家は配管の更新が、はじめから計上されます。
向島町3万円向島(渡船で渡る島)標高 約20m / 土地 282㎡(85坪) / 建物 68㎡(21坪) / 1973年築 / 尾道駅 徒歩27分10枚の写真を見る →
防地町40万円坂のまち(旧市街の斜面と港)標高 約20m / 土地 145㎡(44坪) / 建物 56㎡(17坪) / 1959年築 / 尾道駅 徒歩30分10枚の写真を見る →
向島町187-650万円向島(渡船で渡る島)標高 約10m / 土地 132㎡(40坪) / 建物 63㎡(19坪) / 1968年築 / 尾道駅まで 6.4km10枚の写真を見る →
向島町道越11742-150万円向島(渡船で渡る島)標高 約0m / 土地 99㎡(30坪) / 建物 59㎡(18坪) / 1869年築 / 尾道駅まで 9.0km7枚の写真を見る →
向島町50万円向島(渡船で渡る島)標高 約0m / 土地 132㎡(40坪) / 建物 96㎡(29坪) / 1958年築 / 尾道駅 バス15分+徒歩5分10枚の写真を見る →
向島町187-860万円向島(渡船で渡る島)標高 約10m / 土地 127㎡(38坪) / 建物 86㎡(26坪) / 1966年築 / 尾道駅まで 6.6km10枚の写真を見る →
東則末町6番11号80万円平地の市街地(駅の西・海沿いと北の住宅地)標高 約10m / 土地 307㎡(93坪) / 建物 115㎡(35坪) / 1966年築 / 尾道駅まで 2.4km9枚の写真を見る →
西久保町25-1695万円坂のまち(旧市街の斜面と港)標高 約10m / 土地 125㎡(38坪) / 建物 112㎡(34坪) / 1957年築 / 尾道駅 徒歩31分10枚の写真を見る →
栗原東2-17-39100万円平地の市街地(駅の西・海沿いと北の住宅地)標高 約50m / 土地 175㎡(53坪) / 建物 99㎡(30坪) / 1975年築 / 尾道駅 徒歩27分10枚の写真を見る →
山波町2846-2100万円平地の市街地(駅の西・海沿いと北の住宅地)標高 約0m / 土地 388㎡(117坪) / 建物 144㎡(44坪) / 1976年築 / 尾道駅 徒歩39分9枚の写真を見る →
山波町470-1153万円平地の市街地(駅の西・海沿いと北の住宅地)標高 約10m / 土地 119㎡(36坪) / 建物 50㎡(15坪) / 1962年築 / 東尾道駅 徒歩27分10枚の写真を見る →
日比崎町10-34160万円平地の市街地(駅の西・海沿いと北の住宅地)標高 約10m / 土地 175㎡(53坪) / 建物 87㎡(26坪) / 1953年築 / 尾道駅 徒歩15分10枚の写真を見る →
東元町7-9200万円平地の市街地(駅の西・海沿いと北の住宅地)標高 約0m / 土地 50㎡(15坪) / 建物 73㎡(22坪) / 1971年築 / 尾道駅まで 2.7km8枚の写真を見る →
長江3-11-10250万円坂のまち(旧市街の斜面と港)標高 約60m / 土地 144㎡(44坪) / 建物 98㎡(30坪) / 1965年築 / 尾道駅 徒歩30分9枚の写真を見る →
向東町1240-16250万円向島(渡船で渡る島)標高 約0m / 土地 155㎡(47坪) / 建物 48㎡(15坪) / 1961年築 / 尾道駅 徒歩67分10枚の写真を見る →
長江3-11番10号250万円坂のまち(旧市街の斜面と港)標高 約50m / 土地 144㎡(44坪) / 建物 98㎡(30坪) / 1965年築 / 新尾道駅 徒歩21分10枚の写真を見る →
向島町250万円向島(渡船で渡る島)標高 約0m / 土地 195㎡(59坪) / 建物 193㎡(58坪) / 1962年築 / 尾道駅 徒歩38分6枚の写真を見る →
向島町654-9250万円向島(渡船で渡る島)標高 約10m / 土地 65㎡(20坪) / 建物 78㎡(24坪) / 1975年築 / 尾道駅 バス16分+徒歩8分9枚の写真を見る →
向島町278万円向島(渡船で渡る島)標高 約10m / 土地 440㎡(133坪) / 建物 82㎡(25坪) / 1970年築 / 尾道駅 徒歩94分8枚の写真を見る →
久保3-9番10号290万円坂のまち(旧市街の斜面と港)標高 約0m / 土地 40㎡(12坪) / 建物 64㎡(19坪) / 1977年築 / 尾道駅 徒歩25分10枚の写真を見る →
写真はSUUMOの掲載画像です。掲載が終了すると表示されなくなります。実際の状態は現地でご確認ください。
SUUMOで全124件を見る →① その家まで、車が入るか。坂のまちの20件は標高2.0メートルから118.3メートルまで散らばります。尾道三山の南斜面には石段と路地しか通じていない家があります。NPO法人 尾道空き家再生プロジェクトは空き家バンクの対象について「国道2号線及び市道本通線、自動車が通り抜けできる道路に面した空き家を対象外とした平野地域も物件登録可能」と書いています——裏を返すと、バンクに出てくるのは車が通り抜けできない場所の家が中心だということです。荷物の搬入、ゴミ出し、救急車、屋根の修理——毎日と、いざというときの両方で効いてきます。
② 土砂災害の区域に入っていないか。尾道市の土砂災害警戒区域は2,971か所で、そのうち2,854か所(96.1%)が土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)です(令和8年8月27日時点)。内わけは急傾斜地の崩壊が2,025か所、土石流が940か所、地すべりが6か所。特別警戒区域では、建物の構造に制限がかかり、増改築にも許可が要ります。番地が決まったら、広島県の「土砂災害ポータルひろしま」で必ず地図に落として確かめてください(§5)。
③ 島なら、船と橋のどちらで通うのか。向島は渡船で5分・通勤定期1か月3,600円。因島・生口島は車で25〜40分で、しまなみ海道の通行料がかかります。浦崎町は陸続きですが、福山市を通らないと市内へ行けません。物件を見に行く日に、実際にその足で市役所か駅まで往復してみるのがいちばん確かです。 出典:物件と標高は本ページが取った124件の集計(標高はSUUMOの物件ページに入っている物件ごとの地図座標を国土地理院の標高APIにかけた値で、124件すべてを物件座標で取得)/空き家バンクの対象区域はNPO法人 尾道空き家再生プロジェクト「空き家バンク」/土砂災害警戒区域は広島県「土砂災害警戒区域等の指定について」の「指定状況表(令和8年8月27日時点)」/確認日 2026-08-28
空き家バンク
売りに出ている家の登録はありません。この章に並べた物件は、いずれも民間の流通に出ているものです。(2026年8月17日 確認時点)
尾道では、家はいくらから買えますか?
SUUMOの中古一戸建てが124件出ていて、3万円から3億3,000万円、中央値980万円。1,000万円以下が64件(52%)です。
CHAPTER 08買ったあと、毎年かかるもの
尾道でほかのまちと違うお金は、海をわたる費用です。渡船なら1回100円、通勤定期は1か月3,600円(年43,200円)。橋(しまなみ海道)を車で使うなら通行料がかかり、市長は政策目標で「高速道路(しまなみ海道)料金の負担軽減に向け、国・県等と連携して取り組みます(市独自の支援策の拡大検討)」と掲げています。
| 費目 | 目安 | どこで効くか |
|---|---|---|
| 渡船の定期(通勤) | 1か月3,600円/年43,200円 二輪なら1か月3,960円 | 向島に住んで市街地へ通う場合。通学定期は1か月2,700円、回数券11枚1,000円 |
| 渡船で車を渡す | 4m未満120円/5m未満130円 6m未満160円/7m未満260円 | 土堂〜兼吉の航路だけ車を乗せられます(駅前〜富浜は人と二輪のみ) |
| 浦崎の渡船 | 大人180円 通勤定期1か月6,480円 | 浦崎町から向東(歌)へ。車を陸路で回すと福山市を通ることになります |
| しまなみ海道の通行料 | 区間と車種で変わります | 因島・生口島から本土へ車で通う場合。市が負担軽減に取り組んでいる費目です |
| こども医療費 | 1日500円(通院月4日・入院月14日まで) | 18歳の年度末まで・所得制限なし |
買ったあと、毎年いくらかかりますか?
尾道でほかのまちと違うのは海をわたる費用です。渡船の通勤定期は1か月3,600円(年43,200円)。こども医療費は18歳の年度末まで、1日500円の一部負担で所得制限はありません。
CHAPTER 09売りたくなったとき、どうなるか
尾道の土地の値段は、令和7年の広島県地価調査で、住宅地が1平方メートルあたり37,700円(前年比−0.7%)、商業地が64,800円(−0.8%)、全用途では47,100円(−0.7%)でした。坪に直すと住宅地で約124,600円。いま売りに出ている124件の土地の中央値は183平方メートルなので、土地だけなら約690万円が目安という計算になります。
| 用途 | 平均価格(1平方メートル) | 前年比 | 調査地点 |
|---|---|---|---|
| 住宅地 | 37,700円(坪 約124,600円) | −0.7% | 17地点 |
| 商業地 | 64,800円 | −0.8% | 9地点 |
| 全用途 | 47,100円 | −0.7% | 26地点 |
買った家は、売りたくなったときに売れますか?
令和7年の広島県地価調査で住宅地は1平方メートル37,700円・前年比−0.7%でした。いま出ている124件のうち64件(52%)が1,000万円以下で、1981年より前の建物が64件(52%)——安く買える理由は年数です。
CHAPTER 12土地の値段に効く、周りの事情
尾道は、造船のまちです。製造業の中で輸送用機械器具製造業(造船が中心)が133事業所・従業者4,451人——市の製造業の従業者の28.4%、事業所の32.1%。製造品出荷額等は1,626億3,490万円で、市全体5,971億3,998万円の27.2%です。島の雇用が、この産業に支えられています。
| 何が | どれだけ |
|---|---|
| 輸送用機械(造船が中心) | 133事業所・従業者4,451人・出荷額等1,626億円(令和6年)。市の製造業のおよそ4分の1から3分の1 |
| 製造業ぜんぶ | 414事業所・従業者15,662人・出荷額等5,971億円(令和6年・従業者4人以上) |
| 次に大きい業種 | 食料品製造業51事業所・2,552人/金属製品製造業66事業所・1,536人/生産用機械46事業所・1,631人/プラスチック製品9事業所・2,457人 |
| 観光 | 年6,583,116人(令和5年・入込5,012,179人+地元1,570,937人)。市の人口の53倍 |
| 働きに来る人 | 市外から15,083人が通ってきます(市外へ通う人は13,811人)。昼夜間人口比率101.0 |
尾道の土地の値段は、何で決まっていますか?
造船です。輸送用機械器具製造業が133事業所・従業者4,451人・製造品出荷額等1,626億円——市全体5,971億円の27.2%。加えて年6,583,116人の観光があります。
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