大津の安全と気候
2026年8月21日 時点の情報です
CHAPTER 05その土地は、安全か
大津市の足元には、日本有数の活断層帯が2本あります。ひとつは琵琶湖西岸断層帯(南部が高島市南方から大津市国分付近まで、長さ約38キロ)、もうひとつは花折断層帯(高島市から花折峠を経て京都市・宇治市へ、全体で約58キロ)。ただしどちらも「30年以内の発生確率」は南部・中南部ともほぼ0%で、地震調査委員会の評価はそこまで含めて読む必要があります。市は南海トラフ地震防災対策推進地域にも指定されています。海がないため、津波と高潮の想定はありません。
国の地震対策区域に入っているか
国は、大きな地震ごとに「対策を進める地域」を法律で指定しています。指定されているかどうかは、その市町村で想定されている揺れと津波の大きさを国がどう見ているかを、そのまま表しています。
| 南海トラフ地震防災対策推進地域 | 指定あり |
|---|---|
| 首都直下地震緊急対策区域 | 対象外(滋賀県全体が制度の対象外) |
| 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域 | 対象外(滋賀県全体が制度の対象外) |
| 30年間に震度6弱以上の揺れ | 13.1%(震度6強以上は1.1%) 大津市役所の地点。表層地盤はAVS30 350m/s・扇状地 |
J-SHISで番地を見る → 指定の有無は内閣府の指定市町村一覧(南海トラフ地震防災対策推進地域/首都直下地震緊急対策区域/日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域)/確率と表層地盤は防災科学技術研究所 J-SHIS 地震ハザード情報提供API(2024年版・平均ケース・全ての地震)を市役所の座標で照会した値/確認日 2026-08-21
足元の活断層(地震調査委員会の長期評価)
| 断層帯 | 地震の規模 | 30年以内の確率 | 最新の活動 |
|---|---|---|---|
| 琵琶湖西岸断層帯 南部 高島市南方〜大津市国分付近・約38km | M7.5程度 | ほぼ0% | 1185年(元暦2年)の地震。平均活動間隔は約4,500〜6,000年で、地震後経過率0.1〜0.2 |
| 琵琶湖西岸断層帯 北部 高島市・約23km | M7.1程度 | 1〜3% | 約2,800〜2,400年前。最大値をとると「我が国の主な活断層の中では高いグループ」と評価されています |
| 花折断層帯 中南部 花折峠〜京都市左京区〜宇治市 | M7.3程度 | ほぼ0%〜0.6% | 約2,800年前〜6世紀。最大値をとると「やや高いグループ」 |
| 琵琶湖西岸断層帯 全体 全長約59km | M7.8程度 | 南部単独の確率を超えない | 北部と南部が同時に動いた場合の想定 |
大津市の災害リスクはどうですか?
🔴 足元に琵琶湖西岸断層帯(南部は大津市国分付近まで・M7.5程度)と花折断層帯(中南部・M7.3程度)がありますが、どちらも30年以内の発生確率はほぼ0%〜0.6%(南部は1185年に動いたばかり)。南海トラフ地震防災対策推進地域に指定され、市役所の地点で30年間に震度6弱以上が13.1%。海がないので津波と高潮の想定はありません。🔴 内水(下水や水路の氾濫)の浸水想定図は未作成で、公開中の洪水マップは令和4年3月作成のもの(令和8年度中に更新予定)です。
CHAPTER 06夏と冬は、どうなるのか
気象庁の平年値(1991〜2020年)で見ると、大津の年降水量は1,566.6ミリ——東京(1,598.2ミリ)とほぼ同じです。1月の日最低0.7℃・日最高7.9℃、真冬日は0.0日、冬日(朝が0℃未満)は年35.0日。夏は8月の日最高32.5℃、猛暑日8.4日・真夏日60.5日・熱帯夜10.9日。ただし、これは市の南端・大津の観測所の数字です。同じ大津市内でも、北の比良のふもと(南小松の観測所)は年降水量1,904.1ミリ——337.5ミリ多いのです。
大津の夏の暑さと冬はどのくらいですか?
年降水量1,566.6ミリは東京(1,598.2ミリ)とほぼ同じ。冬は1月の日最低0.7℃、冬日は年35.0日で真冬日は0.0日。夏は8月の日最高32.5℃、猛暑日8.4日・真夏日60.5日・熱帯夜10.9日——京都盆地に近い内陸の一年です。🔴 ただし市の北(南小松の観測所)は年1,904.1ミリで、南より337.5ミリ多く降ります。🔴 雪の平年値は、市内のどちらの観測所にもありません(統計を取っていないため)。
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