静岡の安全と気候
2026年9月10日 時点の情報です
CHAPTER 05その土地は、安全か
静岡市は南海トラフ地震防災対策推進地域に指定されています。市役所の地点で、30年間に震度6弱以上の揺れが起きる確率は72.8%(震度6強以上は43.8%)——表層地盤は扇状地(AVS30 300メートル毎秒)。そのぶん、市の防災の地図は8種類です。本サイトの情報発信度でも、防災の項目(D群)は20点満点(§17)。売り物件421件の標高は1.4〜874.6メートルなので、選んだ場所によって見る地図が変わります(§2)。
国の地震対策区域に入っているか
国は、大きな地震ごとに「対策を進める地域」を法律で指定しています。指定されているかどうかは、その市町村で想定されている揺れと津波の大きさを国がどう見ているかを、そのまま表しています。
| 南海トラフ地震防災対策推進地域 | 指定あり |
|---|---|
| 首都直下地震緊急対策区域 | 指定なし |
| 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域 | 対象外(静岡県全体が制度の対象外) |
| 30年間に震度6弱以上の揺れ | 72.8%(震度6強以上は43.8%) 静岡市役所の地点。表層地盤はAVS30 300m/s・扇状地 |
J-SHISで番地を見る → 指定の有無は内閣府の指定市町村一覧(南海トラフ地震防災対策推進地域/首都直下地震緊急対策区域/日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域)/確率と表層地盤は防災科学技術研究所 J-SHIS 地震ハザード情報提供API(2024年版・平均ケース・全ての地震)を市役所の座標で照会した値/確認日 2026-09-10
| 地図 | 何が載っているか |
|---|---|
| 津波ハザードマップ | 南海トラフ地震防災対策推進地域の指定を受けたまちなので、津波の地図が独立して置かれています。市域は駿河湾に面し、清水港と用宗・由比・蒲原の海沿いを持ちます(§2)。市はこれとは別に「静岡市防災マップ(地震・津波・土砂災害)」も出しており、地震・津波・土砂を1つにまとめた地図もあります。海沿いを考えるなら、まずこの2枚です。 |
| 富士山火山防災マップ | 「静岡市富士山火山防災マップ」があります——本サイトが扱ってきたまちで、火山の防災マップを市が独立して持っているのは数少ない例です。市域の北東は富士山の方向にあたります。降灰や噴石の想定は、住む場所を決める前に一度は開いておきたい地図です。 |
| 水害の地図が4種類 | 「水害(洪水、内水、高潮)ハザードマップ」「内水ハザードマップについて」「巴川流域都市浸水想定区域」「中小規模河川の災害リスク」。大きな川だけでなく、巴川という市街地の川に特化した浸水想定と、中小規模河川のリスクまで分けて公開されています。ため池マップ・ため池ハザードマップも別にあります。 |
| 実際に浸かった記録もあります | 「令和4年台風15号に関する浸水実績図(参考)」——想定ではなく、実際に浸水した場所の記録です。令和4年9月の台風15号は静岡市に大きな被害を出しました。買う土地が決まったら、想定の地図と実績の地図を両方見るのが静岡の順番になります。 |
| 自分の避難計画をつくる道具 | 「マイ・タイムライン」と「わたしの避難計画」という、住む人が自分の行動を決めるための道具が市のページに置かれています。「静岡市防災ナビ」というポータルも別にあります。地図を配って終わりにせず、使い方まで用意しているのが静岡市の形です。 |
災害の心配はありますか?
静岡市は南海トラフ地震防災対策推進地域に指定されています。市役所の地点で30年間に震度6弱以上の揺れが起きる確率は72.8%(震度6強以上は43.8%)、表層地盤は扇状地(AVS30 300メートル毎秒)。🔴 そのぶん市の防災の地図は8種類——津波・富士山火山・地震と津波と土砂・水害(洪水、内水、高潮)・内水・巴川流域都市浸水想定区域・中小規模河川の災害リスク・ため池。さらに「令和4年台風15号に関する浸水実績図」で、実際に浸水した場所も公開されています。
CHAPTER 06夏と冬は、どうなるのか
静岡の冬は「雪が積もらない」です。降雪の合計も最深積雪も平年値は0センチメートル、最高気温が0℃未満の真冬日も0.0日。最低気温が0℃未満の冬日は年に15.2日——本サイトが同じ週に公開した川越市の53.2日の3分の1、射水市の39.4日の半分以下です。1月の平年値は平均6.9℃・日最高11.7℃・日最低2.1℃。夏は8月が平均27.4℃・日最高31.3℃で、猛暑日は年に3.9日。年間降水量は2,327.3ミリメートルと多く、いちばん多いのは7月の296.6ミリメートルです。
| 項目 | 静岡 | 中身 |
|---|---|---|
| 雪 | 年0cm 最深0cm | 1年の降雪の合計も、最深積雪も、平年値は0センチメートル(1991〜2020年)。雪かきの道具も、雪に強いタイヤも、暮らしの前提から外して考えられます。射水市は年238センチメートル、川越市の参考にした熊谷は16センチメートル——同じ本州でも、ここまで違います。 |
| 冬の暖かさ | 真冬日0.0日 冬日15.2日 | 最高気温が0℃未満の日は平年値で0.0日、最低気温が0℃未満の日は15.2日。1月の平年値は平均6.9℃・日最高11.7℃・日最低2.1℃、2月も平均7.7℃。市は自らを「温暖な気候に恵まれ」と書いています。冬の朝でも氷点下になる日が2週間ぶんほど、という冬です。 |
| 夏 | 猛暑日3.9日 熱帯夜17.4日 | 35℃以上の猛暑日は年に3.9日——川越市の11.8日の3分の1。30℃以上の真夏日は53.7日、25℃以上の夏日は126.5日。ただし熱帯夜は17.4日で、川越市の10.8日より多い——海が近いぶん、昼の最高気温は上がりにくく、夜は下がりにくいという形です。8月の平年値は平均27.4℃・日最高31.3℃・日最低24.2℃。 |
| 雨 | 年2,327mm 7月が最多 | 年間2,327.3ミリメートル——川越市(1,371.3ミリメートル)の1.7倍。月別では7月296.6・9月280.6・6月268.9・10月250.3・4月222.2ミリメートル。いちばん少ないのは1月の79.6、次いで12月の80.7ミリメートル。雨は春から秋にかけて多く、冬は少ない——太平洋側の型です。台風の通り道でもあるので、§5の水害の地図と合わせて見てください。 |
| 観測所のこと | 静岡 47656 | このページは、静岡市内にある気象官署「静岡」(気象庁の観測所番号47656)の平年値(1991〜2020年)を使っています。市内に気象官署があるので、近くの市の値で代用していない数少ないページのひとつです。ただし市域は標高0メートルから3,190メートルまであります(§1)。山あいの気温と雪は、この平年値とは別物と考えてください。 |
雪は降りますか?
降雪の合計も最深積雪も、平年値は0センチメートルです(静岡地方気象台・1991〜2020年)。最高気温が0℃未満の「真冬日」も0.0日、最低気温が0℃未満の「冬日」は年に15.2日。1月の平年値は平均6.9℃・日最高11.7℃・日最低2.1℃。市は自らを「温暖な気候に恵まれ」と書いています。ただし市域には標高3,190メートルの山も含まれるので、山あいの雪はこの平年値とは別です。
夏は暑いですか?
35℃以上の「猛暑日」は年に3.9日——本サイトが同じ週に公開した川越市の11.8日の3分の1です。30℃以上の真夏日は53.7日、25℃以上の夏日は126.5日、熱帯夜は17.4日。8月の平年値は平均27.4℃・日最高31.3℃・日最低24.2℃。年間降水量は2,327.3ミリメートルで、7月の296.6ミリメートルがいちばん多い月です。
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