青梅市の安全と気候
2026年8月16日 時点の情報です
CHAPTER 05その土地は、安全か
青梅は首都直下地震緊急対策区域に指定されています。ただし30年で震度6弱以上の確率は12.9%——23区より一桁低い水準です。青梅で先に見るべきは、揺れよりも「斜面」です。
国の地震対策区域に入っているか
国は、大きな地震ごとに「対策を進める地域」を法律で指定しています。指定されているかどうかは、その市町村で想定されている揺れと津波の大きさを国がどう見ているかを、そのまま表しています。
| 南海トラフ地震防災対策推進地域 | 指定なし |
|---|---|
| 首都直下地震緊急対策区域 | 🔴 指定あり |
| 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域 | 対象外(東京都全体が制度の対象外) |
| 30年間に震度6弱以上の揺れ | 12.9%(震度6強以上は1.4%) 青梅市役所の地点。表層地盤はAVS30 490m/s・砂礫質台地 |
J-SHISで番地を見る → 指定の有無は内閣府の指定市町村一覧(南海トラフ地震防災対策推進地域/首都直下地震緊急対策区域/日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域)/確率と表層地盤は防災科学技術研究所 J-SHIS 地震ハザード情報提供API(2024年版・平均ケース・全ての地震)を市役所の座標で照会した値/確認日 2026-08-16
揺れは、東京都のなかでは低いほうです
青梅市役所の地点で、30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率は12.9%、6強以上は1.4%。表層地盤は砂礫質台地(AVS30 489.59m/s)で、これは揺れにくい部類の地盤です。 このサイトで扱ってきたエリアと並べると、いわき88.6%・大崎27.7%・那覇20.8%に対して青梅は12.9%、函館4.8%・下関5.6%よりは高い、という位置です。首都直下の「指定あり」は、備えを求められている区域という意味であって、揺れの確率そのものではありません。
多いのは、山あいと川ぞいです。成木155+土石流85+地すべり3/小曾木109+61/長淵98+44/二俣尾90+34/黒沢84+47/根ヶ布53+17/沢井53+15/梅郷49+20/友田41+18/御岳40+8/日向和田39+8/和田町37+3/柚木町31+8/御岳山30/畑中18+2。
少ないのは、東の平地です。河辺町1〜3丁目16/千ヶ瀬町15/塩船11+1/今井1丁目5+7/藤橋1丁目1+1/大門1丁目2。§2の価格の並びは、この数字の並びとほぼ逆になっています。
1件ずつ番地で確かめられます。市は「おうめ地図情報システム」で防災マップを公開していて、東京都も土砂災害警戒区域等マップを出しています。内見の前に、その住所で開いてください。 出典:青梅市「土砂災害特別警戒区域・警戒区域」(2025年7月4日更新・東京都の指定状況/令和5年3月28日現在)/確認日 2026-08-16
防災マップは2025年版に更新されています
青梅市は「青梅市民防災ハンドブック」と「青梅市民防災マップ」の2025年版を作り、令和7年3月14日までに市内へ全戸配布しました。届いていない場合は市民センターか防災課で受け取れます。 2026年5月には、防災気象情報の見直しに合わせてハンドブックが修正されました。危険度がレベル2注意報・レベル3警報・レベル4危険警報・レベル5特別警報に整理され、従来の「土砂災害警戒情報」は「レベル4土砂災害危険警報」に変わっています。
出典:青梅市「青梅市民防災ハンドブック・防災マップ」(2026年5月26日更新)/確認日 2026-08-16青梅は災害のリスクが高いですか?
首都直下地震緊急対策区域に指定されていますが、30年で震度6弱以上は12.9%と23区より一桁低い水準です。🔴 青梅で先に見るべきは、揺れよりも「斜面」です。
CHAPTER 06夏と冬は、どうなるのか
同じ東京都で、朝の冷え方が4.6倍ちがいます。青梅の冬日は年70.8日、練馬は32.0日、東京(大手町)は15.2日。そのかわり夏の夜は涼しく、熱帯夜は年1.9日——東京の17.8日の9分の1です。
12か月の気温を、そのまま並べます
帯の左端がその月の日最低気温の平均、右端が日最高気温の平均です(青梅・1991〜2020年の30年平均)。
夏の夜と冬の朝が、東京と比べてどうなるかの数字です
| 年間の日数 | 青梅 | 東京 |
|---|---|---|
| 熱帯夜 最低25℃以上 | 1.9日 | 17.8日 |
| 猛暑日 最高35℃以上 | 8.1日 | 4.8日 |
| 真夏日 最高30℃以上 | 49.7日 | 52.1日 |
| 冬日 最低0℃未満 | 70.8日 | 15.2日 |
| 真冬日 最高0℃未満 | 0.0日 | 0.0日 |
冬日は年70.8日、熱帯夜は年1.9日
| 年間の日数 | 青梅 | 練馬 (23区西端) | 東京 |
|---|---|---|---|
| 冬日 最低0℃未満 | 70.8日 | 32.0日 | 15.2日 |
| 真冬日 最高0℃未満 | 0.0日 | 0.0日 | 0.0日 |
| 熱帯夜 最低25℃以上 | 1.9日 | 22.4日 | 17.8日 |
| 猛暑日 最高35℃以上 | 8.1日 | 14.9日 | 4.8日 |
| 真夏日 最高30℃以上 | 49.7日 | 59.5日 | 52.1日 |
| 夏日 最高25℃以上 | 109.9日 | 130.9日 | 118.5日 |
青梅の夏は「昼は暑いが、夜は涼しい」です。猛暑日は年8.1日で東京の4.8日より多く、日中はしっかり暑くなります。ところが熱帯夜は年1.9日——東京の17.8日、練馬の22.4日と比べると桁が違います。夜にエアコンを止められる夏だと考えてください。 そのかわり冬は、東京の感覚では足りません。1月の日最低気温の平均が−2.3℃(東京1.2℃)、冬日は年70.8日。4日に1日近くは朝が氷点下です。水道の凍結対策と、朝の車のフロントガラスは前提になります。ただし真冬日は年0.0日で、日中まで0℃を下回る日は平年でありません。 市の西と北はさらに冷えます。市内には青梅アメダス1か所しかありませんが、隣の奥多摩町(小河内アメダス)は冬日が年82.9日、熱帯夜0.0日、真冬日0.3日。沢井・御岳・成木の一帯は、この数字に近づくと考えるのが安全です。
出典:比較した観測所は気象庁 練馬アメダスの平年値(日数の階級別)、山あいの目安は同 小河内アメダス(奥多摩町)。青梅・練馬・小河内はいずれもアメダスで、降雪は観測していません/確認日 2026-08-16青梅の冬は、どれくらい寒いですか?
🔴 同じ東京都で、朝の冷え方が4.6倍ちがいます。青梅の冬日は年70.8日、練馬は32.0日、東京(大手町)は15.2日。そのかわり夏の夜は涼しく、熱帯夜は年1.9日——東京の17.8日の9分の1です。
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