立川の安全と気候
2026年9月9日 時点の情報です
CHAPTER 05その土地は、安全か
立川市は首都直下地震緊急対策区域に指定されています。市役所の地点で、30年間に震度6弱以上の揺れが起きる確率は29.4%(震度6強以上は4.4%)。いっぽう市のハザードマップは、防災マップ・外水(多摩川版と残堀川版)・内水・土砂災害の4種類で、市は宅地建物取引業者向けに「水防法該当の有無」を表で公開しています——外水○・内水○・土砂災害ー・高潮×。高潮については「高潮被害が想定されておりません」と市が明記しています。
国の地震対策区域に入っているか
国は、大きな地震ごとに「対策を進める地域」を法律で指定しています。指定されているかどうかは、その市町村で想定されている揺れと津波の大きさを国がどう見ているかを、そのまま表しています。
| 南海トラフ地震防災対策推進地域 | 指定なし |
|---|---|
| 首都直下地震緊急対策区域 | 指定あり |
| 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域 | 対象外(東京都全体が制度の対象外) |
| 30年間に震度6弱以上の揺れ | 29.4%(震度6強以上は4.4%) 立川市役所の地点。表層地盤はAVS30 309m/s・砂礫質台地 |
J-SHISで番地を見る → 指定の有無は内閣府の指定市町村一覧(南海トラフ地震防災対策推進地域/首都直下地震緊急対策区域/日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域)/確率と表層地盤は防災科学技術研究所 J-SHIS 地震ハザード情報提供API(2024年版・平均ケース・全ての地震)を市役所の座標で照会した値/確認日 2026-09-09
| 種類 | 市の出し方 | 中身 |
|---|---|---|
| 水(川があふれる) | 2種類に分けて公開 | 外水氾濫のハザードマップが「多摩川版」と「残堀川版」の2種類。市域の南を多摩川、中央を残堀川が流れます。いずれも令和6年12月6日の更新。宅建業者向けの表では、外水は「○」(水防法に該当する)。 |
| 水(雨がはけない) | 内水のマップあり | 内水氾濫のハザードマップも公開されています。宅建業者向けの表では内水も「○」。立川は台地の上ですが、雨がはけずに溜まる場所は台地の上にもあります——川から離れているから安心、とは読まないでください。 |
| 土砂 | マップはあるが該当は「ー」 | 土砂災害のハザードマップは公開されていますが、宅建業者向けの表で土砂災害は「ー」。市内の標高差が59.8メートルしかない(§1)ことと対応します。 |
| 高潮 | 「×」と明記 | 市は宅建業者向けの表で高潮を「×」とし、「高潮被害が想定されておりません」と書いています。海から離れた内陸のまちです。 |
| 手に入れ方 | 転入時に窓口で配布 | 市は転入者に、市民課と窓口サービスセンターでハザードマップを配布しています。あわせて「立川市地理情報システム」でも閲覧できます。紙とウェブの両方が用意されている形です。 |
災害の心配はありますか?
立川市は首都直下地震緊急対策区域に指定されています。市役所の地点で、30年間に震度6弱以上の揺れが起きる確率は29.4%(震度6強以上は4.4%)。市は宅地建物取引業者向けに水防法該当の有無を表で公開していて、外水○・内水○・土砂災害ー・高潮×——高潮は「高潮被害が想定されておりません」と市が書いています。
CHAPTER 06夏と冬は、どうなるのか
立川市内には気象官署もアメダスもありません。このページの気候は、市役所から約8キロメートル南東にある府中(観測所番号1133)の平年値です。年平均15.4度・年降水量1,598.9ミリ。猛暑日が8.9日で、東京(大手町)の4.8日のほぼ2倍。いっぽう熱帯夜は10.8日で、東京の17.8日より少ない。冬日(朝の最低が0度未満)は46.6日で、東京の15.2日の3倍——都心より「昼は暑く、朝は冷える」内陸の気候です。
| 項目 | 府中(立川の代替) | 中身 |
|---|---|---|
| 夏 | 猛暑日8.9日 真夏日55.9日 | 35度以上が年に8.9日、30度以上が55.9日。東京(大手町)は猛暑日4.8日・真夏日52.1日、八王子は猛暑日10.3日。8月の平均気温26.8度、日最高の平均は31.6度。多摩の内陸は、都心より日中が暑くなります。 |
| 夏の夜 | 熱帯夜10.8日 | 最低気温が25度を下回らない夜は年に10.8日。東京(大手町)は17.8日。昼は都心より暑いのに、夜は都心より涼しい——海から離れ、建物の密度が低いぶん、夜に熱が抜けます。八王子は4.3日でさらに少ない。 |
| 冬の朝 | 冬日46.6日 真冬日0.0日 | 朝の最低が0度を下回る日が年に46.6日——東京(大手町)の15.2日の3倍。1月の日最低の平均は−0.7度。いっぽう1日中0度に届かない「真冬日」は0.0日。朝は凍るが、日中は必ずプラスになる冬です。 |
| 雪 | 平年値なし | 府中には降雪の平年値がありません(資料年数0年)。八王子(観測所0366)にもありません。数字で示せないので、このページでは雪の量を書きません。参考として、東京(大手町)の平年値は年間降雪の合計8センチです。 |
| 雨 | 年1,598.9mm | いちばん多い月は9月の246.7ミリ、次が10月の228.0ミリ。いちばん少ないのは2月の52.4ミリ。年間1,598.9ミリは、東京(大手町)の1,010.9ミリの1.6倍——多摩の内陸は、都心よりよく降ります(八王子1,643.0ミリ)。 |
| 1年の気温 | 年平均15.4度 | 平均最高20.4度・平均最低10.9度。月平均は1月4.5/2月5.4/3月8.8/4月13.9/5月18.5/6月21.8/7月25.7/8月26.8/9月23.1/10月17.5/11月11.8/12月6.8。東京(大手町)の年平均15.8度と0.4度しか違いません——平均で見ると都心とほぼ同じで、差は「振れ幅」に出ます。 |
冬はどれくらい寒いですか?
朝の最低が0度を下回る「冬日」が年に46.6日で、東京(大手町)の15.2日の3倍です。1月の日最低の平均は−0.7度。いっぽう1日中0度に届かない「真冬日」は0.0日。雪については、府中にも八王子にも降雪の平年値がないため、このページでは量を書いていません。
夏は暑いですか?
猛暑日が8.9日、真夏日が55.9日で、8月の日最高の平均は31.6度です(観測地点は府中・立川市役所から約8キロメートル)。東京(大手町)の猛暑日は4.8日なのでほぼ2倍。いっぽう熱帯夜は10.8日で、東京の17.8日より少ない——昼は都心より暑く、夜は都心より涼しい気候です。
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